11、私に出来ること ページ13
基本的に私が現場に連れて行ってもらえるには2つの
条件がある。
1つ目、相手が凶暴な焔人であること。
これは、戦闘の強い隊員がまだ少ないため。
私、こう見えて大分強いんですよ?
2つ目、屋外での鎮魂であること。
肺の弱い私は、火事の煙を吸うと、少量でも命に関わる大参事になりかねないらしい…
でもこれだと全くといっていいほど鎮魂が出来ない…
だからなんとか頼み込んで、屋外での鎮魂は許可してもらいました。屋外なら煙を吸うことはないと思うので。
でも、今回はどっちの条件も満たしていないので私は
待機。
でもね…
『こっそり後をついていくのはアリなんですよ!』
みなさんにバレないよう、パーカーを着て深くフードを被って、下はジーンズを履けば…
なんか、”マジ!?”っていっていいほどバレないんです!
いや、これ本当ですよ!?
この方法で何回も現場に行きましたが、バレないどころか勘づいてもいないようなんです。
まぁ、鎮魂のお手伝いは出来ませんけど…
え?じゃあ何をするのかって?
そんなの決まってるじゃありませんか。
遺族の方々に寄り添って差し上げるんですよ!
ご家族を亡くされた遺族の悲しみは、みなさんが思っているよりも、もっとずっと深いんです。
家族の死が原因で〇殺する、家族の死が原因で消防隊にケチをつける、なんてケースも少なくありません。
だからこそ、自主的に動くべきなんです!
というわけで、台東区入江地区へレッツゴー!!
3人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ろーるキャベツ☆(プロフ) - 続編行きます! (2020年8月18日 13時) (レス) id: f315a783e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ろーるキャベツ☆ | 作成日時:2020年7月22日 19時