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反対側に座っとった大ちゃんが慌ててこっちに来て
桐山さんを引き剥がそうと私の背中に回る腕に手をかけると
桐「…ｸﾞｽ…しげぇぇえ!!」
大「ぅお!?なんやねん!!」
伸ばされた大ちゃんの手をそのまま引っ張って
私と一緒に腕の中へ収めてまた泣き出した
桐「ほんまに…2人とも大好きやねん…ｸﾞｽ」
大「ちょぉ…キモイって!!」
「笑笑笑」
私と大ちゃんの肩を涙でびちょびちょにしながら
『ほんまに好きやねん』『幸せになってなぁ』って泣く桐山さん
桐山さんは泣き過ぎやし、大ちゃんは本気で嫌がるしで面白くて
何よりもこんなにも大ちゃんは愛されてるんやなって再確認出来て嬉しくなった
大「だぁぁぁあもーー!!」
叫びながら無理やり桐山さんを離すと
大「そんなんしとったら淳太が嫉妬するで!!」
中「はぁ!?」
桐「…ｸﾞｽ…じゅんだぐぅん…ｸﾞｽ」
生贄という名の中間さんを捧げて、やっと解放された
大「ぅっわ…びしょびしょやで自分」
「…ほんとだ笑」
大ちゃんに指された肩を見ればしっかり涙で濡れて色が変わってた
大「…もぉ…ほんまに…」
いきなり頭を抱えた大ちゃん
ため息なんかついちゃって、お酒1口飲みながら軽く頭を撫でといた
濱「…なんか…ええなぁ」
小「は?どこがやし」
その光景を見てた濱田さんがよく分からない感想を言うてたけど…まぁ体調良くなったみたいで良かったです笑って事で聞こえなかったことにしとく
･
中「ほな、お邪魔しました」
「はい、また来てくださいね!!」
大「もう一生くんな!!」
小「Aちゃんまたね！」
濱「片付けもせんとごめんなぁ?」
大ちゃんの『いい加減帰れ!!』と叫んだのを皮切りに意識がしっかりある3人を中心に酔っ払っいを引き連れて帰ってった
手を振って見送り、鍵を閉める
一気に静かになった部屋
「大ちゃん明日早いやろ?先お風呂入ってき?」
大「…ぉん」
どこかムスッとしたまま素直にお風呂へ向かった大ちゃん
1人になったリビングで散らかった缶などを拾い集めて片付けをする
大ちゃんが出てくる頃にはだいぶ綺麗になったのと同時にいくつか発掘した忘れ物
大「…A〜」
「はーい、あ、大ちゃんこれ、忘れ物」
大「ん、流星と濱ちゃん、小瀧のやな…多分
次会う時に渡すわ〜」
「ん、お願いね。
あ、先寝てていいからね」
大「ん〜」
それだけ告げて私もお風呂へと向かった
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なりみっちぃ(プロフ) - mokaaさん» こちらこそまた読んでいただきありがとうございます！まだ書いたことの無いたくさんの大ちゃんを描けるように頑張ります!!不定期更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2020年8月19日 0時) (
レス) id: 38fba0dcbd (このIDを非表示/違反報告)
mokaa(プロフ) - 続編ありがとうございます！楽しみができて嬉しいです！大ちゃんが甘えてるところとか男らしいところとか嫉妬してるところかもみたいです^ ^ (2020年8月15日 18時) (レス) id: ed877d8678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なりみっちぃ
| 作成日時：2020年8月15日 17時
