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「ｯごめんっなさいｯ笑笑」
大「よろしい」
こちょこちょの猛攻撃が終わり
息を整え目線をあげると
「…ｯ」
数センチの距離に大ちゃんがおって
整えたはずの息が少し上がる
大「ぁ〜電気〜」
「…だっ大ちゃんが消してや!!」
あまりの近さに急に言葉がどもりだす
怪しまれないように慌てて向きを変えて大ちゃんに背中を向けて白い壁を睨みつける
大「えー。とーいー。とどかへーん」
「…」
大「とーいーとーいーとーいー」
「…」
大「ちょー無視しやんとって〜笑」
背中をつんつんしてくる指に一々心臓が飛び跳ねる
あまりにも大きく鳴り響く心臓の音が大ちゃんに伝わってそうで余計に恥ずかしくなる
『しゃーないなー』なんてずっと1人でしゃべり続ける大ちゃん
ベットを少しきしませて立ち上がりスイッチを押しに向かった
カチッと無機質な音が響くと同時に暗闇に包まれる
大ちゃんの足音がベットに近づく
モゾモゾと掻き分けて同じベット身体を寄せ合う
全神経が背中に回った感覚だった
大「もー寝たん?」
「んー?」
バレへんように何事もないかのように返事をしたんやけど、最初に声掛けてきた大ちゃんからの応答はなくて
「ぇ、寝たん?」
大「…ぃや」
「なんやねん笑」
思わず聞き返すとしっかり起きとった
大「あんさぁ…」
「なにぃ?」
大「嫌やったら言うてな…?」
「…ぉん??」
そういうと枕と首の間に大ちゃんの腕が伸びてきてそのままその手は肩へ当てられた
お腹にも同じように腕が回ってきて
グィ
「…ｯｯ!!」
グッと引き寄せられて
大ちゃんとの距離が0になる
背中に当たる大ちゃんの胸からは有り得へんほど早い鼓動が伝わって
同じように余裕がない大ちゃんに安心して
私も少し勇気を持ってクルッと大ちゃんの方へ向き直る
大「ぅお!?」
「…ﾌﾌ笑」
大「はよ寝ろ笑」
「ぉん笑…おやすみ」
大「ん。おやすみ」
大ちゃんの背中へ少し遠慮がちに腕を回すと驚いたように目を見開いた。でも直ぐに嬉しそうに笑窪作っとって
鼻と鼻が触れ合う中
大ちゃんが私の鼻を鼻先で軽く押し上げて
そのまますくうように優しくキスを落とした
温かい感触が唇からゆっくりと離れると
お互いに照れ隠しでグシャグシャに頭撫で回して
真っ暗な部屋の中、少し慣れた目でボサボサの大ちゃんを見つめれば笑い合って
2人で寝るには狭いシングルベットで今までにないほどぐっすり眠った
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なりみっちぃ(プロフ) - mokaaさん» こちらこそまた読んでいただきありがとうございます！まだ書いたことの無いたくさんの大ちゃんを描けるように頑張ります!!不定期更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2020年8月19日 0時) (
レス) id: 38fba0dcbd (このIDを非表示/違反報告)
mokaa(プロフ) - 続編ありがとうございます！楽しみができて嬉しいです！大ちゃんが甘えてるところとか男らしいところとか嫉妬してるところかもみたいです^ ^ (2020年8月15日 18時) (レス) id: ed877d8678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なりみっちぃ
| 作成日時：2020年8月15日 17時
