クソがきんちょ ページ1
「…とりあえず、先に謝らせてね
ごめ((大「むりーーーっ」…なんでよ(ﾑｽ)」
ベロベロバー(多分)と言いながら舌を出しておちょくってくる大ちゃん
その顔は相手をおちょくるには持ってこいのウザさを極めている
ケラケラ笑っいながら、永遠とおちょくってくるこの5歳児は、つい先程照れくさそうにゼラニウムの花束を贈ってくれた優男と同一人物である
大「謝るんやったら、もう口聞かへん」
「なんでそうなるん」
大「嫌や、無理、はい無理ー」
なんでこんなことになってるかと言うと…
無事、カルボナーラも食べ終わり
少しのんびりしてから始まったのはいつもの流れ
お風呂ジャンケン
いつもなら何の気なしにジャンケンできたんやけど
大ちゃんは私のジャンケンの癖知っとるし
また、それを知られてるってことを知った上でその癖を利用した私…
お互いにジャンケンの姿勢を取ってからその事が頭に浮かんで苦笑い
私の中では『大ちゃんを騙した』という罪悪感があるから溢れ出た冒頭の謝罪だった
「大ちゃん」
大「…」
「無視しやんとって」
大「…」
「ねー」
大「…」
ソファの上で大仏のようなポーズして目をつぶる大ちゃん
おふざけスイッチ入ったみたいで全然まともに相手してくれない
口元ニヤケとるがな
ほんまにこれが27歳って世も末やで
「…わかったから」
大「…(ﾊﾟﾁ」
ため息と共に降参の意を込めて両手をあげると白々しく薄目を開けてこっちを確認してきよる
「ほんまにクソがきんちょやね」
大「…はぁ?Aのがクソガキやろ?何言うてるん?アホなん?あ、アホなんや笑 そうやん自分アホやん」
「…」
大「…ちょお無視すんなって」
「もーうっさい!!バカ笑」
大「バカって言う方がバカなんですぅ!!」
指さして下唇突き出して…
アイドルとは思えへん顔でワーギャー喚く大ちゃん
ほんまにうるさくて敵わんけど
「しつこい!」ﾊﾞｼｯ
大「いたッ!!殴られた!親父にも殴られたことないのに!」
「いつもどつかれてたやん」
大「…マジレスやめぇ笑」
そんな大ちゃんとの絡みが幸せなんて
終わってると思う…笑
「はぁ…」
大「おぉう、幸せが逃げる逃げる」
「…なんかデジャブ」
誕生日の時にもこの光景見たなんて思ったけど
これから先、こんなくだらない光景が永遠と続くことを願ってる
「…お風呂入ってくる」
大「ジャンケンは!?」
「大ちゃんの不戦敗ね」
大「なんでや!!」
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なりみっちぃ(プロフ) - mokaaさん» こちらこそまた読んでいただきありがとうございます！まだ書いたことの無いたくさんの大ちゃんを描けるように頑張ります!!不定期更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2020年8月19日 0時) (
レス) id: 38fba0dcbd (このIDを非表示/違反報告)
mokaa(プロフ) - 続編ありがとうございます！楽しみができて嬉しいです！大ちゃんが甘えてるところとか男らしいところとか嫉妬してるところかもみたいです^ ^ (2020年8月15日 18時) (レス) id: ed877d8678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なりみっちぃ
| 作成日時：2020年8月15日 17時
