特番(出会い)BAD編2 ページ7
中「私ってことは、君が噂の女の子か」
桐「あー！ジャニーさんもビックリの笑」
「はい笑。美那川Aですよろしくお願いします」
私に続いて自己紹介をしてくれた2人はやっぱり大先輩で、これが…噂のBADさんかぁ〜なんてJrの子たちがこぞって話題にしていた人物を目の前に感動していた
私の発した『宝探し』に疑問符を浮かべる2人に事情を説明し
事務所内にある3つの男子トイレに付き添ってもらうと、レッスン室から1番遠いトイレに私の宝物(臭いシューズ)は隠されていた
幸い、隠されただけで何もされてなくて
ほっと一安心
そして、臭いも健在で一安心…
(消臭ボール入れたままだったから脱ぎたてよりかはいい匂いだよ。なんてね)
「中間くん、桐山くん助けてくれてありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げると優しく頭を撫でられた
桐「無事宝物見つかってよかったわ〜笑
そんなん堅苦しくなくてええよ！照史って呼んでや！」
中「自分偉いなぁ。俺のことも淳太でええで」
「いや、大先輩にそんなん無理です！
…あっ！時間！やばいギリギリや。すいません、ほんまに助かりました！」
振り向きもせずに猛ダッシュでレッスン室に向かうと、ギリギリセーフで間に合って
隠したであろう犯人たちは面白くなさそうな顔をしていた
無我夢中で踊って、今日の練習が終わる少し前に
さっき出会ったBADの2人がレッスン室に入ってきた
Jrたちは目をキラキラさせてて、話しかける
2人も優しい顔でみんなと相手してて、少しふざけたりして、みんな笑ってて
なんだかその光景が酷く羨ましく感じた
先生「はい、じゃあみんなBADも来たことだから
今日の復習でラスト踊ろうか」
先生の一声でみんな切り替え、元いたポジションに戻ってく
BADの2人は1番前に居て、私は1番後ろ
上手い人から順番に並ぶ制度やから当たり前の距離なのに、今まで感じたことの無い気持ちになった
音楽がかかり踊り出すと、BADの2人に目を奪われた
これが先輩…と心から感じた。
上手いとかそういうんじゃなくて、なんやろ…すごいねん
表現力の違いやと思うねんけど
中間くんは一つ一つの動きが洗練されてて綺麗で、桐山くんはパワフルなのにしなやかで
ほんまにすごい
気づいたら音は止まってて、今日の練習は終わってた
しばらくそこから動けなくて
私はただただ唖然としてた
ふと鏡を見るとレッスン室から出ていく2人
衝動的に動いた体で2人を追いかけた
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なりみっちぃ(プロフ) - ちぃなんさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです〜！期待に添えるように頑張ります^^ (2020年5月6日 9時) (
レス) id: 38fba0dcbd (このIDを非表示/違反報告)
ちぃなん - とっても面白いです！更新楽しみにしてます。これからも頑張ってください！ (2020年5月6日 0時) (レス) id: 09f2674f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なりみっちぃ
| 作成日時：2020年5月3日 1時
