特番(入所の謎)1 ページ3
司会「本日のゲストはジャニーズ事務所の紅一点
アイドルだけでなく、女優、モデルとしても活躍しているこのお方…
ジャニーズWESTの美那川Aさんです！」
「よろしくお願いします！」
スタジオに司会者の声が響く
今日は1人でバラエティ番組のお仕事
みんなおらんからいつもより緊張気味の私は背筋を伸ばし声を張った
今日は入所10周年になった私を特集してくれるらしい
ジャニーズの紅一点として認めて貰えたかのようで、それが形になるのが凄く嬉しい
メンバーも、どでかい爪痕残してこいよって応援ならぬプレッシャーをかけてくれた笑
(主に重岡)
司会「今夜は今年で入所10周年を迎えた美那川さんのこれまでとこれからに密着したいと思います！」
司会「それでは、まず初めに…」
そういうとカメラは2010年〜2021年までの長い年表のパネルを抜いた
TOKIO兄さんたちの番組に似たようなのあるな〜なんて呑気に思いながら、自身の過去の記憶を呼び起こす
司会「2010年7月ジャニーズ事務所、入所…ですね。
そこから3ヶ月後の10月にメディアで異例の女の子ということで世間ではたちまち脚光を浴びることになりましたが…どう言った経緯で？」
「これはほんまに面白かったんですけど
まず、ジャニーズに入ることになったんは完全なる親からの嫌がらせだったんですけど…笑
当時の私は短髪で、女らしくなかったと言いますか…とにかくやんちゃで。
両親は、女の子らしい服とか着せたかったらしいんですけど笑
スカート履けばパンツ見えるほど暴れ回り、髪を伸ばせば自分で切り出したりと、とにかくやりたい放題だったんですよ」
そう…あの頃の私はとにかく無鉄砲
男とか女とかそんなん関係なかった
ただただ楽しいことが好きで、心が求めるままに生きていたような感じだった
「めげずに女の子らしくしようとしてた両親も、疲れちゃったみたいで…
振り切りましたよね〜、『もうええわ、ほんならイケメンになってや』って言われたんですよ笑」
司会「ぇえ！笑」
「そんで、封筒渡されて見たら、2次試験の文字
分からないまま、好奇心だけ突っ走っててオーディション受けに行ったって感じなんですよ笑」
ジャニーズなんて言葉も知らない私は、周りが男の子しか居ないことにも気づかず
合格通知が来て、なんや面白いこと始まるな〜ってくらいにしか思ってなかった
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キリ悪いですが文字数で次行きます！
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なりみっちぃ(プロフ) - ちぃなんさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです〜！期待に添えるように頑張ります^^ (2020年5月6日 9時) (
レス) id: 38fba0dcbd (このIDを非表示/違反報告)
ちぃなん - とっても面白いです！更新楽しみにしてます。これからも頑張ってください！ (2020年5月6日 0時) (レス) id: 09f2674f0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なりみっちぃ
| 作成日時：2020年5月3日 1時
