ep34 ページ34
−−−− コンコン
MK「おっ(^^)」
JS「……？」
ノックされた、練習室のドア。
僕は誰だろうと思いながらも、開ける。
するとそこには…
JM「イェーイ！！」
JS「！？(汗)」
視界に飛び込んで来たのは
ジェミニヒョンと、手に持つケーキ。
JS「えっ…？」
JM「誕生日おめでとーっ！(^^)」
JS「！？」
パッと練習室の明かりが消される。
それと同時にみんなの歌う声が聞こえた。
DH「センイル チュッカ〜 ハムニダ〜(^^)」
JS「…っ…(泣)」
あぁ…そうだ…
今日は僕の…
JN「サランハ〜ヌン〜 チ〜ソ〜ニ〜！(^^)」
JS「うぅっ…(泣)」
MK「センイル チュッカ〜 ハムニダ〜！(^^)」
被っていたキャップで隠しても
伸びてきた前髪で隠しても、隠せない。
ユラユラ揺れる視界に入るのは
誕生日ケーキのキャンドルの光。
もう一度練習室の明かりがつくと
僕の周りにいたのは
マークヒョン、ジェミニヒョン、
ドンヒョギヒョン、ジェノヒョン。
それに、撮影のスタッフが数人。
JS「うぅっ(泣)」
僕の誕生日に…
僕のために…みんなが…
JN「泣くなってチソナー！(笑)」
JS「だって…(泣)」
“ウルヂマ”コールをされても
僕の涙は止まる気配はない。
だって、僕だって忘れてたよ？
僕の誕生日。
お祝いしてくれる仲間達が
ここにいてくれることも…
MK「チソナ、誕生日おめでとう！」
「泣くなよ〜」「チソナが主役なんだから！」と
抱きしめてくれる、マークヒョン。
JS「…ぅっ…(泣)」
“ごめんなさい”
“ありがとう”
伝えたいのに、声にならない。
JM「ほら、チソナ！(^^)」
DH「願い事！」
僕の前に差し出されたケーキ。
僕はそのキャンドルの火を吹き消す前に
心の中で願い事を唱えた。
“僕の大好きな人が、ずっと幸せでいれますように。”
それからみんなで床に座って
紙コップに入ったケーキを食べていると
ジェミニヒョンがもう一つ
ケーキの箱を持ってきた。
JM「実は、もう1つあるんだ！(^^)」
JN「チソナ、ケーキ好きなんだろ？足りないかと思って(笑)」
1つ目のケーキも余ってるのに(笑)
だけど僕の好きなものを準備してくれた
その気持ちが嬉しかった。
JS「ありがとう、僕、全部食べるよ！(^^)」
その言葉に嬉しそうな顔で
僕の前に差し出したケーキ。
そのプレートを見て
僕は言葉をなくした。
JM「じゃじゃーん！(^^)」
MK「おめでと〜！(^^)」
JS「…っ…」
“誕生日おめでとう”
“ちぃ”
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ジェミン - 更新頑張ってください！ 応援してます！ (2015年8月20日 14時) (
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年7月20日 1時
