ep37 【XM Side】 ページ37
【XM Side】
BK「おい、まさか家からスケボーで来たのか？」
JD「うん、だから遅れちゃったの(^^)」
「バカじゃねぇの」
「あははは(笑) ごめんごめん(笑)」
と、ベクとジョンデの会話に被せるように
「うわぁ〜！」と大きな声を出したのは
同じく遅れて来たイーシン。
LY「月がすっごい綺麗だねぇ〜！皆既月食日和だ！」
DO「ふ(笑)」
遅れて来たのに悪びれる様子もなく
相変わらずなイーシン(笑)
ギョンスが横から俺に
「皆既月食日和ってなんですか？」って聞くから
俺は首を傾げて返事をした。
CY「お、帰って来た(笑)」
XM「……？」
チャニョルの視線の先には
セフナとタオ。
やっぱりナンパは失敗したらしく
残念ながら、2人だけだ。
BK「決め台詞、どうだった？」
TO「全然ダメじゃん！完璧だって言ってたのに、セフナの嘘つきぃ！！」
SHN「タオの韓国語が下手くそ過ぎるから、上手くいかなかったんだよ、きっと。」
お互いのせいにして文句を言い合うのは
いつものこと(笑)
XM「どっちにしろ、あの台詞はダサすぎるよ(笑)」
BK「それで成功する方が奇跡だな(笑)」
JD「あっ！！！もうこんな時間じゃん！！早くルハニヒョンのお店行こう！！」
腕時計を見て叫ぶジョンデの声はよく響いて
その声に周りにいた人達が注目。
CY「遅れて来たお前が言うなー！」
DO「ジュンミョニヒョンもクリスヒョンも、もう着いてるって。」
TO「早くしないと月食始まっちゃう〜！」
XM「……(笑)」
相変わらずまとまりのない俺達は
何年かに一度の皆既月食を見るため
ルハナの経営するバーに向かって
人でごった返す交差点を進んでいた。
XM「……あ。」
DO「…どうしたんですか、ミンソギヒョン。」
交差点の真ん中で足を止めた俺を
ギョンスが不思議そうに振り返る。
XM「俺、ルハナに頼まれてたものがあったんだ(^^)(汗) 買ってくから、先に向かってて？」
DO「…わかりました。」
そう言ってみんなとは逆の方へ進んだ俺は
コンビニへ向かうために
駅前の大きな交差点で信号待ちをした。
XM「あぁ〜…」
いつにも増してすごい人…
信号待ちをしてる人に紛れて
さっきのセフナとタオみたいに
ナンパ目的の輩がたくさんいる。
「一緒に見ようよぉ〜！」
「月食を好きな人と一緒に見ると、結ばれるんだって！」
「君は、俺と見る運命だ！」
XM「……ふ(笑)」
なんだそれ(笑)
そんな話、聞いたことない(笑)
さっきのセフナの決め台詞よりもタチが悪いぞ(笑)
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あやか(プロフ) - しうちゃーーん、何者だーいw 面白いです♪最新頑張ってください☆ (2015年8月6日 20時) (
レス) id: f5b7a69cbd (このIDを非表示/違反報告)
きゅみん♪(プロフ) - しうちゃんあやしいぞ！！でも変な人では無さそうですねwストーカーチックですけどね！読んでて切ないけど続きが気になります！更新待ってます♪ (2015年7月23日 21時) (レス) id: 8a54724506 (このIDを非表示/違反報告)
96-YM(プロフ) - 事故で重たく辛いストーリーとミステリアスな感じがめちゃくちゃ面白いです！！すきです！(告白) (2015年7月11日 3時) (レス) id: e8cdc0e841 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年7月2日 21時
