ep15 ページ15
KI「…ヌナ、目、真っ赤(笑) ブサイク(笑)」
A「ににだって、ブサイク(笑)」
「ハナちゃん、どっちがブサイク？」って
泣き笑いながらににが聞く。
きっとハナがこんな私達を見たら
「どっちもだよ、バカ姉弟！」って
笑い飛ばすんだろうな。
そう、簡単に予想ついた私達は
顔を見合わせて笑った。
KI「ヌナ、俺達、変わらないよ。」
A「……」
KI「ハナちゃんはもうこの世にいないけど、ちゃんとここにいる。」
涙を拭いながらそう言ったにには
私の頭をぐいっと掴んで
ハナのお墓に向かって頭を下げさせた。
KI「ハナちゃん！」
A「に、ににっ？(汗)」
KI「不束者で泣き虫な、こんなヌナですが、どうかこれからも見守ってやってください！」
A「…っ…」
KI「きっと、ヌナ、ハナちゃんのこと大好きだから、これからもここに会いに来ると思うんだ！そしたらいつもみたいに、“甘えるな！”って追っ払ってやってよ！」
涙をボロボロ流しながらそう言うにには
無理やり笑顔にしてる。
だから、私もハナに笑顔を向けた。
KI「ありがとう、ハナちゃん！(泣)」
A「ハナっ…(泣)」
KI「バイバイ！(泣)」
A「ハナ！ありがとう！」
ハナ…
大好きだよ、ハナ…
A「また会おうねっ！(泣)」
私はににと2人
大好きで大好きで
1番大事だった友達に
ハナにサヨナラをした。
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XM「…で、今日もサボり？」
呆れ顔のシウミン。
今日は雨だっていうのに
いつもみたいに特等席で
日向ぼっこする時みたいに外を見てる。
A「サボりじゃないよ！今日は報告しに来たの。」
XM「授業は？ないの？」
A「…あるけど…」
XM「それをサボりって言うんだよ(笑)」
シウミンは私を見てニコッと笑うと
少し鼻歌を歌った。
A「シウミン、私ね…」
XM「……？」
じっと私を見つめる瞳。
A「…ハナにサヨナラ、ちゃんとして来たよ。」
XM「…うん。」
A「寂しいけど、またいつか会える。姿は見えなくても、私のこと見守っててくれる。」
XM「……」
A「…ハナはいつだって背中を押してくれるから、私は前を向いて生きないと。ハナに怒られちゃう。」
そう言った私の言葉を聞いたシウミンは
目を細めて「そうだね」と、笑う。
XM「ハナも、喜んでる。Aと弟さんが会いに来てくれたこと(^^)」
……え…？
A「シウミン…」
XM「ん？」
A「なんで、私がににと行ったこと、知ってるの…？」
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あやか(プロフ) - しうちゃーーん、何者だーいw 面白いです♪最新頑張ってください☆ (2015年8月6日 20時) (
レス) id: f5b7a69cbd (このIDを非表示/違反報告)
きゅみん♪(プロフ) - しうちゃんあやしいぞ！！でも変な人では無さそうですねwストーカーチックですけどね！読んでて切ないけど続きが気になります！更新待ってます♪ (2015年7月23日 21時) (レス) id: 8a54724506 (このIDを非表示/違反報告)
96-YM(プロフ) - 事故で重たく辛いストーリーとミステリアスな感じがめちゃくちゃ面白いです！！すきです！(告白) (2015年7月11日 3時) (レス) id: e8cdc0e841 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年7月2日 21時
