＊Greeting... 1＊/序章 ページ6
——・・・
コツコツと靴を鳴らしながら重厚な扉を開いて中へと歩を進める
「ピッカリー議長。ミスAがお見えです」
「お待ちしておりましたよ。ミスA。長旅ご苦労様」
「初めまして、ピッカリー議長。お会いできて光栄です」
マクーザの最高責任者である議長、セラフィーナ・ピッカリーが出迎えてくれた
誰かと話をしていたらしい
彼女の後ろから一人の男性がこちらを見ており、議長に問いかけた
「ピッカリー議長、この方が、《東洋と西洋の呪文学》を出版された・・・？」
「グレイブス長官。えぇ、この度日本から足を運んでいただきました」
グレイブス、と呼ばれた男性は議長に一度断りを入れて、私の前へ出た
「パーシバル・グレイブスだ。闇祓いとして働いている。君の本を読んだが、とても素晴らしいものだった。お会いできて光栄だよ」
「ミスター・グレイブス。こちらこそ。改めてA・Aです」
握手を求められたので快く握手を交わす
「・・・」
「・・・？」
ジッと見つめられているので見つめ返すと、彼が小さく笑って言った
「あぁ、すまない。あの本を書いたのが少女だったとは驚いてしまって」
「・・・これでも28ですよ、私」
「え？」
「あら、思っていたよりも上でしたね。もう少し若いと思っていましたが、東洋の方はやはり神秘的ですね」
驚いたように議長とグレイブスさんは私を見た
まぁ、私もこっちの人達の成熟が早いことに関しては驚いているから似たようなものか
「それで、ピッカリー議長。手紙は受け取りましたが、今大変なことになっているみたいですね」
「えぇ、我が国はノー・マジとの基本的な接触は禁止であり、更には魔法界のことについては知られないよう厳しく法律が制定されています。そのことについては貴方もご存じですね？」
「えぇ、もちろん。しかし、その非魔法族の世界で事件が起きていると」
私が聞くと、彼女は杖を使って今現在起こっている問題について記載されている新聞を目の前に提示した
地面や住宅の壁に亀裂、崩壊・・・
どう見ても地震などの現象で起こるような被害ではなかった
「これは・・・」
「今調査を進めている最中なのですが、未だ原因が掴めずにいます。Aさん、貴方には豊富な呪文の知識を使って捜査を手伝って欲しいのです」
何とも驚きのお誘いだった
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奥山乃愛(プロフ) - あと動物？たちに好かれたいです！ (2023年1月7日 19時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 19時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
檜ノ山(プロフ) - まいまいさん» まいまい様、応援ありがとございます！そう言っていただけると捗ります〜！ 気長に待っていただけると嬉しいです！ (2022年6月6日 8時) (レス) id: 49e5c7c013 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 楽しみにしています！ゆっくりで大丈夫です！更新頑張ってください( *´꒳`*)♡ (2022年6月5日 11時) (レス) @page40 id: 2c18e857c2 (このIDを非表示/違反報告)
檜ノ山(プロフ) - まいまいさん» まいまい様、リクエスト＆感想ありがとうございます！6/1に発表致しますので、それまでお待ちくださいませ(´˘`＊) (2022年5月19日 15時) (レス) id: 49e5c7c013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檜ノ山 | 作成日時：2022年5月9日 2時
