第八話 ページ10
「・・・」
美人が、そう言った僕の言葉に目を少し見開く。
・・・あの人も僕がこう言えば・・・今頃は・・・。
・・・いや、もう後悔するのはやめよう。この人達に言った通り、死んだ人は何をしたって返ってこない。
「・・・なんて、どうです？命乞いっぽかったですか？」
ヘラっと笑って美人を見れば、殺気みたいなのが無くなっていた。
代わりに、どこか遣る瀬無さそうに口を閉じて、何か複雑そうな感じで俯いていた
あれ・・・
「・・・興が削がれた。出て行ってくれ」
「はぁ・・・どこに？」
「・・・何処へでも行け。ここじゃないならどこでもいい・・・」
脱力した、疲れ切った声でそう言われる。
フラついた足取りで長座へと向かうその背中に、思わずどうしたのかと声をかけたくなったが、クイ、と背中を引っ張られる。
「行きましょう、審神者様」
後ろを見れば、こんのすけも似たような顔をしていた。
居たたまれない、そう言いたげな顔は他にもいくつもあって、同じように俯いている。
さすがに気にかけたが、こんのすけに引っ張られるがままに大広間を出た。
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そら 。(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年2月14日 18時) (
レス) id: a9f1236a4e (このIDを非表示/違反報告)
猫かぶり少女(プロフ) - これは……ヤバいですね( ・`д・´)続きがすごい気になります。更新遅くても全然いいので楽しみに待ってますね!応援してます! (2019年2月3日 21時) (レス) id: e93bca515e (このIDを非表示/違反報告)
槝 - 更新がない…絶望した。 (2019年1月23日 13時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
月夜桜 - 続きが読みたいです。お願いします! (2018年8月1日 12時) (レス) id: d530b8b740 (このIDを非表示/違反報告)
槝 - 続きが読みたいなと思いました。 (2018年7月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナトル | 作成日時：2018年2月25日 0時
