歴史から消えた戦士は何を望むのか？ (ページ3)

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しばらくして、俺達はカカロットの家に着いた

「母ちゃん！父ちゃん！兄ちゃん！たでぇーまー！！」

カカロットは元気に扉を開ける

「親父…ただいま…」

ブロリーはブロリーの親父さん…パラガスに手を振る

「カカロットおかえり！レイも久しぶりね！」

明るい声が聞こえる
場所的に台所だろうか
少ししたら、ドタドタと走る音が聞こえてきた
すると、一人の女性が笑顔で出迎えてくれた
女性の名前はギネ、カカロットの母親である
その性格はカカロットと似ていて、明るく朗らかだがカカロット並みにマイペース
とんでもないほど天然である

『あ、ギネさんお久しぶりです。あとお邪魔します』

俺はギネさんにぺこりとお辞儀をした
ギネさんはニコニコと笑顔で「ゆっくりしてね！」と言った

「よぉ、レイ。久しぶりだな。前の遠征ぶりか？」

のそりと出て来た一人の男
名前はバーダック
カカロットの父親であり、ギネさんの旦那
性格はマイペースで、ツンデレ
最初はクールな人だと、思っていたら意外にもツンデレだったのだ

俺とバーダックの顔はとても似ている
俺はあまり気にしていないが
まぁ相手も気にしていないがな

『嗚呼、久しぶりだな』

俺ら三人とバーダックはリビングに移動し、今は俺とバーダックで遠征先の事や、トレーニングについて話している

「むー……」

ブロリーは頬を膨らませる
視線の先にはレイがいた

『……で、～だったのさ』

「へぇ……」

俺達二人は気づかずに話している

「レイ」

ブロリーは袖を引っ張る

『ん？どうかしたか？』

俺はブロリーを見る

「……」

ブロリーは俺の膝に座る
その顔は嬉しそうだった

『？』

「？」

俺達二人は首をかしげる

その後、カカロットの兄でありオカン気質なラディッツが来て、俺達はお昼を済ました