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「んあれ？！亮おる！」
すっとんきょな声出してくれるやん、章ちゃん
「え？！何々？どーしてん？！何でおるん？」
「別にええやろ！おったって！」
"お大事に！"って言い残して走り去る姿を見送って
ぽつーんと突然取り残された俺
まぁ、家に帰ればよかったんやけど
聞きそびれたから…
「やって、今午前中やで！？」
「知っとるって！」
何でなんでー？って隣の席に座ってきた章ちゃんは、ふとテーブルの上に置かれた黄色い巾着袋に目を止めた
「なー、これ何ー？」
「あ、」
中には、おにぎりと漬物が入ったパック
「…」
「…」
「…旨そう」
「は？」
「一個ちょーだーい♪」
「ｯちょ！！」ﾊﾞｯ
咄嗟におにぎりが入った巾着をテーブルから取り上げる
「……ほーん♪」
「…なんやねん」
ニヤニヤと机に肘をついて俺をみてくる
「おにぎりに漬物…んふふ♪」
「…あ、いやこれは…」
「ええねぇ〜♪亮」
「…」
「せやけど〜」
「俺に、報告は？」
ああ、俺は一生…章ちゃんには敵わへんと思う…
「あの、昨日章ちゃんに送ってもらってからな？」
「おん」
「よぉわからんのやけど俺、道の生垣に頭突っ込んで倒れてたらしくて」
「は？」
「は？やろ(笑)俺もやねん…」
気がついたら、あの子の部屋で寝とって
おにぎり作ってもろて…
一緒に学校きて
「ほーん、めっちゃええ人やん！」
「…せやねん」
「ちゃんとお礼したん？」
「や、それがさ」
『りょーちゃーん♪』
甘ったるい声が俺の名前を呼んだ
『りょーちゃん珍しい♪こんな時間に学校いるなんて』
……あー、前に飲み会で絡んだ子
えっと、名前…
「れいちゃん、俺にはー？」
「あ、ヤス君♪ごめーん」
あ、せや
"れい"や…
『ねー暇なの？遊びに行こうよ』
「は？」
『前みたいに、仲良くしようよ♪』
れいって子が顔を近づけてきて
俺の耳元に甘ったるい声で呟いた
『あ！ヤス』
底抜けに明るい声が章ちゃんの名前を呼んだ
「おー！マル、おはよー」
「おはよっ！今日練習行くやんな？」
「行くでー？」
「そしたらさ！俺ゼミの集まりあって、少し遅れるって信ちゃんにゆうといてくれへん？」
「あー、ええで？そんなら横ちょも？」
「おん、頼むわぁ！」
何気ない二人の会話
俺にくっついたままのレイ
マルって奴の隣には…
「…」
あの子が、立っていた
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∞やすばのなな∞(プロフ) - ＳＣＣＳさん» まさかのところから返信が(笑)やっぱり腹筋バキバキのともさんで間違いないっすか？先輩！ (2018年1月19日 23時) (
レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
ＳＣＣＳ(プロフ) - ∞やすばのなな∞さん» いやいや、あのともさんっすよ！剃りあげボブと言えば！ (2018年1月19日 23時) (レス) id: 80da970007 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - 安田君の彼女、あたしも会いたい！でも、ほんとにそのともさんであってる？違うともさんやない？ (2018年1月19日 23時) (レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
ruru(プロフ) - ＳＣＣＳさん» あら！ご存知ですか？！私もどこでお会いしたのかが思い出せなくて… (2018年1月19日 22時) (レス) id: d0b2b117c2 (このIDを非表示/違反報告)
ＳＣＣＳ(プロフ) - ruruさん» 私、お会いしたことないんですが、知ってる気がするんです笑お会いしたい！！！ (2018年1月19日 22時) (レス) id: 80da970007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココナッツ
| 作成日時：2017年7月17日 0時
