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Aside
私のたどたどしい説明でも
安田さんの理解するスピードは早かった。
安「……なるほどな」
そんなスゴいタイミングあるもんなんやなぁって笑う安田さん
ともこさんは私の隣に座って
まるで気が動転する子供をあやすように、私の背中に触れてその手を一定のリズムで優しく弾ませる。
安「…Aちゃんは覚えてへんかもしれへんけど、多分のそのお友達ってのは…レイちゃんの事ちゃうかな？」
レイ…
確かに錦戸君がそう呼んでたような気もする。
安「レイちゃんて子はな、随分前に飲み会で仲良ぉなった子で。
Aちゃんもいっぺん会ったことあんねんで？…ほら、俺と初めて会うた時。マルと一緒に食堂来たやんか？」
「…ぁ、」
安田さんの優しい問いかけで巻き戻る記憶…
すごい昔みたいな気がするけど、思い出したのはほんの数ヶ月前の出来事で
安田さんはおろか、錦戸君とだって
まだほんの数ヶ月の付き合いなんだってはっとする。
そっか…
昔からの知り合いみたいに
錯覚してしまうほど…
安「そん時に亮に絡んでた子がレイちゃん。
レイちゃんはなぁ、知り合った時から亮の事お気に入りやったからね。」
お似合いだなって思ったんだった、二人の事。
レイさんに睨まれて、
あんたなんかがいる場所じゃないって言われてるような気になって…
錦戸君の側にいることが
ものすごく…場違いな気がして
安「…一応亮のためにゆうとくけど、
亮はレイちゃんの事なんとも思ってへんし、何かあったとかはないはずやで？」
「…」
安「遊びに行ったとかはあるかもしれへんけど、亮はちょっと面倒くさがりなとこあるから、レイちゃんの気持ちが重くなって、ろくに話もせんと逃げ回ってたんはアイツが悪いとは思うけどな。」
とんとんと背中で弾むともこさんの手。
安田さんはコーヒーを煎れ直してくれて、
いい香りと、二人の優しさに…安心して
悲しい事なんて私にはないはずなのに
なぜだか、すごく…泣きそうになった。
と「…Aちゃん、亮ちゃんは何も言わなかったの？」
「…え？」
と「私も口出しできる立場じゃないけどさ、章大の言うことか本当なら…亮ちゃんが一番それをわかってほしいのは、多分Aちゃんだと思うんだよね？」
安「…大倉もレイちゃんの事は知ってるけど、多分おんなじことゆうと思うで？」
錦戸君はあの時
私に何か…言おうとしていたのだろうか
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∞やすばのなな∞(プロフ) - ＳＣＣＳさん» まさかのところから返信が(笑)やっぱり腹筋バキバキのともさんで間違いないっすか？先輩！ (2018年1月19日 23時) (
レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
ＳＣＣＳ(プロフ) - ∞やすばのなな∞さん» いやいや、あのともさんっすよ！剃りあげボブと言えば！ (2018年1月19日 23時) (レス) id: 80da970007 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - 安田君の彼女、あたしも会いたい！でも、ほんとにそのともさんであってる？違うともさんやない？ (2018年1月19日 23時) (レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
ruru(プロフ) - ＳＣＣＳさん» あら！ご存知ですか？！私もどこでお会いしたのかが思い出せなくて… (2018年1月19日 22時) (レス) id: d0b2b117c2 (このIDを非表示/違反報告)
ＳＣＣＳ(プロフ) - ruruさん» 私、お会いしたことないんですが、知ってる気がするんです笑お会いしたい！！！ (2018年1月19日 22時) (レス) id: 80da970007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココナッツ
| 作成日時：2017年7月17日 0時
