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Aside
「Aちゃん、こっち！」
休日の午後6時すぎ
名前を呼ばれて振り向けば…
「迷わんと来れた？」
軽く片手をあげてから小走りでこちらへやって来る、白Tシャツにキャップを被ったイケメン
「うん、大丈夫」
「ホンマ？ならよかった。こっちやで」
ひょいと私の荷物を持ってくれながら、お店に案内してくれるのはもちろん…
「錦戸君！か、カバン…持てるから！」
「え？何？」
当たり前という風にさらりとエスコートをやってのける辺り
やはりさすがな錦戸君…
一体何人の女子がこの状況に憧れているか、この
人はわかっているのだろうか
「えっと…ごめんな？無理言って」
少し前を歩いていた錦戸君が後ろの私を気にかけながら、シュンとした顔をして
「やっぱ、誘って迷惑やった？」
…こんな事を尋ねてくる
ここでもし、"そうだね"なんて答えたら
地獄に落とされるに違いない
「そんなことないよ」
「ホンマに？」
「うん、お酒好きだし」
「よかった！」
「…でさ？」
「ん？」
少し落ち着いた雰囲気のお店の廊下を進む錦戸君に、どうしてもどーーうしても聞きたかった事をぶつけてみる
そう、ぶつけるなら今しかない
「あの、なんで私…『あーー！来た来たっ』
周りのお客さんが注目する中、こっちこっちーと手招きをする長身の男性
うわぁ、モデルみたいにスタイルいい
いる所にはいるんだなぁこんな人も…
「おいっ！中で待ってろゆうたやろ！！」
「いやいや、たまたまトイレ行ってたんやってー」
……え、
「亮ちゃん、迎え行くゆうてから全然戻ってこーへんからさー」
「うっさいわ！お前はよ部屋入れって！」
………まさかまさかの、お知り合い？
イケメンはイケメンを呼ぶって？？
うわー二人並ぶと…迫力が、
「Aちゃん、やんな？」
「え？」
「はじめましてー♪」
まるでどこぞの映像を見てる気分でついつい傍観していた私に、長身のイケメンはニコニコの笑顔で手を差し出してくれていて
「あ、えっと…はじめまして」
「会いたかったんですよー！めっちゃ嬉しいわー！なんせ亮ちゃんの大事な大事な『大倉っっっ！！！！』
ブンブンと握手を交わした腕を振って、私に何かを言いかけた"大倉さん"を
一旦個室に入っていった錦戸君が一喝して
「だから会わせたくなかってん！！！」
「わっ」
私の腕を引っ張った
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∞やすばのなな∞(プロフ) - ＳＣＣＳさん» まさかのところから返信が(笑)やっぱり腹筋バキバキのともさんで間違いないっすか？先輩！ (2018年1月19日 23時) (
レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
ＳＣＣＳ(プロフ) - ∞やすばのなな∞さん» いやいや、あのともさんっすよ！剃りあげボブと言えば！ (2018年1月19日 23時) (レス) id: 80da970007 (このIDを非表示/違反報告)
∞やすばのなな∞(プロフ) - 安田君の彼女、あたしも会いたい！でも、ほんとにそのともさんであってる？違うともさんやない？ (2018年1月19日 23時) (レス) id: 983f5e223b (このIDを非表示/違反報告)
ruru(プロフ) - ＳＣＣＳさん» あら！ご存知ですか？！私もどこでお会いしたのかが思い出せなくて… (2018年1月19日 22時) (レス) id: d0b2b117c2 (このIDを非表示/違反報告)
ＳＣＣＳ(プロフ) - ruruさん» 私、お会いしたことないんですが、知ってる気がするんです笑お会いしたい！！！ (2018年1月19日 22時) (レス) id: 80da970007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココナッツ
| 作成日時：2017年7月17日 0時
