狙われたモルモット５ ページ17
A「さて、準備は終わり。次元、そっちは？」
次「ああ、もう少しだ。それにしてもお前、荷物少ないな・・」
私の荷物はキャリーケースの半分も無かった。銃の手入れの道具と服とパソコンだけだった。一応、あの子も持って行こう。
次「お前、それも持って行くのか？」
A「えっ駄目？」
次「いや、良いが目立つぞ？」
A「大丈夫。ちゃんとフェイクで隠しておくから。そうそう、新しいアジトなんだけどこの前の依頼人が家を貸してくれることになったの！そこに行きましょう。」
次「・・・怪しくないか？」
A「裏事情まで調べた結果奴らとの関係は一切なかったから、万が一何かあっても警察ぐらいじゃないかしら？」
次「それなら良いんだが・・良し、準備終わったぞ。」
A「それじゃあ、行きましょう！」
私達は車に乗って、向かった。
その時、ルパンと五エ門は心配そうに見送っていた。
A「ここを右。大きな木があるからそれをまた右・・・ここ。」
森の少し深いところにひっそりと建っていた。森になじむ黒の外壁で少し古そうな家。でも、ガレージもあるし、窓も大きいので逃げるときは便利そう。
鍵を開け、中に入ると意外に綺麗だった。水も電気もしっかり通っているし、ほこりは少しあったけど(掃除をしたけど)とても綺麗な二階建てだった。しかし、寝室が一つしかなくベッドが一つだったことは少し不安なところだった。(次元がため息をついていたのは言うまでもない)
次「A。荷物はそこに置いといて、先に飯にしようぜ。」
A「うん！何にする？パスタ？それともオムライス？」
次「・・・毎回その二択しかないのかよ。」
A「だってどっちも美味しいから！」
次「それじゃあ、昼は任せる。夕飯は俺が作る、で良いか？」
A「OK。それじゃあ、少し待っててね。」
途中で買っていた卵を手に取って料理を始めた。
お昼を食べた後、次元の指導の元、射撃訓練をした。私は早打ちではなく正確に撃つことを意識している。なので今は片腕でどの位的を当てれるかと言う訓練をしている。今のところ5発中4発成功。
次「だいぶ腕は上がったが、若干ずれている。もっと的に集中して・・・」
風が吹く。森の中に縦横無尽に吹いてくる風を読む。弱まったタイミングで銃声を鳴らす。
次「・・今のは凄く良かった。この調子で頑張れ。」
そう言って、私の頭を撫でてくれた。
ラッキーアイテム
ルパンのジャケット
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーメンバー
ルパン三世
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リオ - すごく面白いのですが?!続きをお願いします〜ここで止まってしまうなんて、そんな殺生な・・・。 (2019年10月5日 19時) (
レス) id: 893af52793 (このIDを非表示/違反報告)
RIA__(プロフ) - 初めまして！とてもおもしろいです！更新頑張ってくださいね(*^^*) (2019年3月4日 22時) (レス) id: 61ebe19300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿 | 作成日時：2019年2月23日 21時
