狙われたモルモット４ ページ16
A「ルパン・・」
ル「何だ？」
A「私これから少し出ていくね。」
「「はあ！？」」
次「おいおい、どうしたんだよ？急に。」
A「私がここに居ることはもう奴らにバレた。でも、ここに居なければ襲ってくることも無いしまた一から探し出す。だから、ことが収まるまで少し別の場所に行く。」
五「しかし主のような女子では些か心配だが・・」
ル「そうだなー、どの位ここを離れる予定だ？」
A「まあ、一年ぐらいかな。」
手で三と表す。これに気づけばいいのだけれど。
ル「・・そうか。少し長い別れになるな。」
A「まあ、何かあったら言って。何時でも駆け付けられるようにしておくから。」
ル「ありがとな。でもよ、それじゃあAが心配だ。次元も連れて行けば良いじゃないか？」
次元が飲んでいたコーヒーでむせた。そして、ルパンの胸倉を掴んだ。
次「ルパン！お前は馬鹿か？こいつは女で俺は男だぞ！一緒に任務するぐらいなら良いがそんな長い期間いっしょに・・・・！」
何故か途中から聞こえないと思ったら、五エ門が耳を塞いでいた。
A「どうして塞いでいるの？」
立っていたので、上を向くと五エ門の顔が見えた。
五『これは聞かない方が良い』
と口の動きで読み取った。
A「分かったよ。」
そうして、二人の言い合いを見ていた。
片方が言うたびに何かを言い返して、うーと睨み合っている。しかし、いきなりこっちを向いた。きっと五エ門が何かを言ったのだろう。次元が驚いた顔をし眼を背け、ルパンがニヤニヤと笑っている。
そっと五エ門が塞ぐのを止めた。
A「それで、私が聞いちゃいけない話は終わったの？」
次「ま、まあな。」
ル「まあ、そのくらいなら良いんじゃねえかという事で次元もついて行くことになった。」
A「本当！それじゃあまた、シャツ借りれるね。」
次「お前、自分の買えよ・・・」
A「だって、次元のシャツが一番落ち着くから。」
次「あのなあ・・まあいい。それじゃあ準備して明日辺りには出発な。」
A「はーい。それじゃあこれ出してくるね・・・そうそう、ルパン。」
ル「ん？」
A「気づいているのなら、外すべきなんじゃないかしら？」
そう言って、ジャケットの袖口から盗聴器を取り出し指で潰した。
ル「ありゃりゃ、何時の間に。」
そう言ったルパンは嬉しそうに笑っていた。
ラッキーアイテム
ルパンのジャケット
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーメンバー
ルパン三世
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リオ - すごく面白いのですが?!続きをお願いします〜ここで止まってしまうなんて、そんな殺生な・・・。 (2019年10月5日 19時) (
レス) id: 893af52793 (このIDを非表示/違反報告)
RIA__(プロフ) - 初めまして！とてもおもしろいです！更新頑張ってくださいね(*^^*) (2019年3月4日 22時) (レス) id: 61ebe19300 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪椿 | 作成日時：2019年2月23日 21時
