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昔のお話続 ページ50

福「もう一度問おう。貴殿のような幼い子に暗殺を依頼した主は誰だ?」
A「私が言うとでも?」
福「・・・なら、言わせて見せよう。」
異能で身体能力を上げ、攻撃する。しかし全ていなされてしまう。
福「ふっ、その程度か?」
もう、何この人!ムカつくな!
A「うるさい!」
今まで使わなかった拳銃で撃つ。しかし避けられる。
A「・・・貴方を殺せない理由が分かったよ。」
強すぎる。純粋にこの人は強いんだ。だから
梶井さんが作った毒の小瓶を出す。解毒薬はある。でも、一人分しかない。
福「それは・・よせ!」
口に含み、男の襟袖を掴み口付けをする。何人もの男にやって来た。これでしなない奴はいなかった。だが、
福「っ、は!馬鹿か、お前は!」
弱っている様子もなく私を叱った。
A「え?」
福「解毒薬は何処だ!早く出せ!」
私の肩を掴む。揺すられ、怒鳴られ半分パニックになった私はそっと解毒薬を渡した。
福「これか・・。」
そう言って受け取る。ああ、頭がくらくらする。毒が回って来てるんだ。
しを覚悟で眼を閉じた。すると口の中に苦い味が広がった。男が解毒薬を私に飲ませたんだ。
A「何で?」
福「・・何となくだ。」
ばたりと男が倒れる。これが仕事だ。でも
男を布団に寝かせ、小瓶を割る。なかから解毒薬の錠剤が出た。それを飲ませ、男が起きるまで傍に座っていた。

気が付くと朝で男は部屋にいなかった。居間に行くと二人分の朝ごはんが用意されていた。
福「起きたか。」
A「・・助かったなら、帰る。ありがとう。」
福「朝御飯は食べないのか?」
A「一応、私。貴方を殺しに来たわけだし、貴方にそこまでされる意味が分からない。」
乱「社長ー!来たよーってこの子?」
福「ああそうだ。」
乱「ふーん。」
じろじろと見て来る。
乱「ねえ、君。僕らの仲間になるか、捕まるかどっちが良い?」
A「は?」
乱「だから、僕らと探偵社で働くか。」
福「警察に引き渡すか。どっちが良い。」
A「な、何でいきなり。」
乱「だって君。暗殺者だし、異能者だから。ポートマフィアにいるのもそれがあるからでしょ?」
A「でも、裏切るわけには。」
福「それなら、此方から話をつけよう。裏切りにはならない。」
A「何故、そこまで。」
福「貴殿はまだ若い。その異能だって違う使い道があるはずだ。まだ、考え直せると思ったからだ。」
温かい感覚が私を包む。父の事を思い出し、私は静かに泣いた。

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夏蜜柑(プロフ) - 頑張ってください!このお話、面白いと思います!私自身、夢小説を書いたことないので、夢小説を書いて下さるだけでありがたいと思います。応援しています!! (8月3日 22時) (レス) @page13 id: d710d605b3 (このIDを非表示/違反報告)
♢▧¿ - すみません、最後のラッキーアイテムでゴーゴリが出ました。やったね☆(すみませんでしたァアアアアアアア) (2022年5月1日 23時) (レス) @page7 id: 0027272399 (このIDを非表示/違反報告)
雨空 - また、ここのコメント欄で話されている方なんですけれども、「見なければいい」という問題では無いと思います。不快な思いをしている方がいるということ自体が問題だと思います。長文失礼しました。 (2019年1月11日 2時) (レス) id: fb59f594b6 (このIDを非表示/違反報告)
雨空 - 実際にそういった事をしている方もいらっしゃいますし、一意見として考えてくださると幸いです。 (2019年1月11日 2時) (レス) id: fb59f594b6 (このIDを非表示/違反報告)
雨空 - この作品にフラグはついていますが、説明欄で初めに注意をしていた方が私はいいと思います。また、パスワードを作れる機能もあるので、初めに注意をした上で、見たい方だけパスワードをいれて貰う、といった方法を取った方がいいと思います。 (2019年1月11日 2時) (レス) id: fb59f594b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪椿 | 作成日時:2018年12月29日 22時

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