＜BROTHERS CONFLICT＞Natsume with broken‐hearted girl -Final (ページ23)

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#51 ページ23

棗side

ーガチャ

棗「お久しぶｒ(朝日奈ーー！」

風「お前、何処ほっつき歩いてたんだよ～(泣」

棗「おい、風祭...いい歳して人に抱き付くな(イラッ)それはそうと、お前だけか？他の皆は？」

風「皆、外回りです。てかなぁー朝日奈が声優業のほうに行ってる間、全部仁科さんに朝日奈の分の仕事やらさられたんだからな！？」

棗「まぁ、それは悪かったよ(汗」

風「本当に皆俺を苛めるんだよ...で、朝日奈はどうよ？声優業楽しんでんの？」

棗「切り替え早いな(汗)まぁ...普通だよ」

風「何だよ～もっと面白い話ねーのかよ。あ、Aちゃんとは？どーなってんだよ～？(ニヤニヤ」

棗「あぁ、そのことなら今さっき告白して来たとこだよ」

風「おーそうか、告白かー！朝日奈、Aちゃんに告白し、、た...え？」

棗「ん？」

風「え、ちょ...えぇぇぇ！？告白ぅぅぅ！？」

棗「うるさい！！(バシッ」

風祭がいきなり絶叫したので、つい俺は反射的に風祭の頭殴ってしまった

風「いって！殴ることねぇだろ！？(半泣き」

棗「お前が大声出すからだろうが(怒」

風「いや、だって告白ってお前...えぇぇ...」

棗「何だよ(汗」

風「いやまぁ...で、どうだったんだよ」

棗「ん？何がだ」

風「何がって、Aちゃんだよ。返事はもらったのかって？」

棗「あぁ...その...逃げられた...」

風「...ぶはっｗｗ」

棗「笑うな！？色々あったから仕方なかったんだよ！///」

風「いや、分かるけどさｗｗそうか、逃げられたのか...ｗｗ」

棗「...帰る」

風「まぁまぁ、待ちなさいってｗ」

そう言って風祭は後ろから俺の肩を抑えた

棗「離せ、帰る」

風「いやぁ、でもさ...頑張ったんじゃねえの？」

棗「え？」

風「俺がAちゃんと会って話した時さ、あの子何か変わってたんだよな。本当にこの子はもう人を好きになることを諦めたんだなって。本人から言われる前に何か分かったんだよ。」

棗「......」

風「けど、そんなに変わった彼女でも朝日奈は諦めること出来なくて、勇気振り絞って告白したんだろ？すげぇよ本当にお前は(にこっ」

棗「風祭...」

風「返事はまだでも、今Aちゃんの中は朝日奈で考えさせられてるって！大丈夫！なんたって朝日奈はこの俺が認めた同僚でもあり親友だからな☆」

棗「...なんだそれ(クス」

本当にこいつは普段適当なのに時々真面目なことを言ってくる。
けど...こいつの期待にも応えれるよう最後まで頑張らないとな。