オキニが推し変してました【青】

〇　fourteen ページ14

そんなこんなで昼前に阿部の家を出て






ゆっくり歩いて自分ん家に帰っていたら肩に衝撃が走った









『ひぇっ、！ごめんなさ、』









渡「Aちゃん！？」









まさかその原因が常に想っている彼女だったなんて









『え、翔…渡辺くん、！？』




渡「別に、翔太くんでいいのに」




『だっ…翔太くん、』









柄でもない、けど彼女との距離を詰めたいが為に咄嗟に出た言葉









『っていうか！ぶつかっちゃってごめんなさい！！怪我してないですか…？』




渡「ん、俺は大丈夫だけど、Aちゃんは平気？」




『私は全然！！寧ろ、その…』




渡「？」



『…嬉し、かったり、するんで…(笑)』









照れながらそう言う彼女にもはや期待しかさせられてない









ただ、ここからが問題で。









『あの、お仕事頑張って下さい！応援してまs』





渡「待って！あの、さ！」









ここでAちゃんを手放したらきっと後悔しかしない気がするんだ









渡「この後暇だったら、その、話したい…//」





『へっ！？ぜ、全然大丈夫ですけど…』





渡「…あ、場所か、そうか、」









いくら好意を寄せてる子でもいきなり家に呼ぶのは気が引けなくもない









『あ、翔太くんが大丈夫なら、、うちのカフェで、どうですか？』









キタ、目黒より1歩リード、キタ、かも。
　

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