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第6話 ページ6
「自信とかじゃなくて、女の勘です！」
ピースを彼に向けると、彼はそうか。と眉を下げた。
「さて、これからどうするか。」
「取り敢えず、アルハイゼンさん家で暮らしてください。こんな異世界で放られても困るでしょう？」
今後について考え出す彼に、ずっと思ってたことを伝えると、彼はコチラを驚いたように見つめた。
「確かに、それは俺にとってはありがたい提案だが、いいのか。君は女性だろう、俺の事を知っていたとしても不安ではないのか。」
「不安なんて無いですよ！アルハイゼンさんは超理性的な男ですからね、間違いなんて無いって私分かってます！」
そう言い切ると、はぁとアルハイゼンさんはため息をついて、よろしく頼む。と小さく言った。それを聞き逃さなかった私は今日一の笑顔を向けて、よろしくされました！と返事をした。
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作者名：やたお | 作成日時：2023年8月21日 0時
