八霊目 ページ9
一方その頃、作文を任された鬱一行は…
ut「ゾム何かイタズラしないじゃん。どうしたの？」
普段イタズラをされまくっている鬱は、廊下を歩きながら問う。
すると、そっぽを向いてしまった。
zm「別にアンタに関係ないやろ。それに、何なん？悪戯されたいん？今度食害な。」
何か恐ろしいものでも見たかのように、鬱はそれを聞くのをやめ、話を変える。
ut「そういや、Aちゃん格好良かったよねぇ。」
すると、ゾムは異様な反応を示した。
zm「えっ！？そいつ、Aって言うんか！？大先生何しれっと聞いとんねん！」
凄い食いつくな、と思いながら鬱はヘラヘラと答えた。
ut「いいじゃん。カッコ可愛い娘の名前くらい。知っといた方が得だよ？」
そして、気づかぬ内に職員室についていた。
無言で入ると、そこには赤いマフラーで、七三分けのメガネの人物がいた。
トントンだ。
分かりにくいが、薄っすら隈がある。
ut「トンちー。急用、明日までにこれお願い。」
そう言って鬱は作文用紙を手渡した。
ただ、トントンは、はぁ？と声を漏らして、
tn「何やこれ？…って作文用紙やん！しかも書きかけの…生徒のなんに、ええんか？」
そして、鬱はこれまでの事を説明した。
zm「お願いや！」
ゾムもトントンに頭を下げる。
それを見たトントンは耐えきれないのか、
tn「確かに、俺ら違って未来ある奴の内申落とすなんて良くないな…分かったで、顔上げぇや。やったる。」
と言う。
すると、ゾムの顔はパッと明るくなって、鬱もニコニコとしだした。
zm「ありがとうな！そういや、アイツ神子やねん！」
そういった途端、鬱は言ったらダメなのに…と小声で呟く。
そして、トントンは驚いた表情で周りを見渡した。
tn「ほーん。神子！？グルさんに聞かれてへんか？バレたら絶対欲しがるやろ…」
gr「ほう…俺がどうした？」
いつの間にか、一番良くないタイミングで、グルッペンが来ていた。
五歳児の様な目をして、グルッペンは言う。
gr「神子か…珍しいな。勿論、会ってみるしかないよな？」
こうなる事が予想できていたのか、トントンは今にも職員室を出ようとするグルッペンを引き止める。
ゾムと鬱も参加するが、三分の一に削れている為少ししか止められない。
tn「ちょ！？二人共本気出しぃや！グルさん逃げる！」
zm「ちゃうねん！」
ut「天罰食らったから…」
そう言いつつも、先より強い力で抑える二人。
そうして、ようやく折れてくれたのか、グルッペンは校長室に帰っていった。
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いちごおしちゃん☆(プロフ) - えぇー！？なんでこんな神作なのに終わっちゃってるんですか！？もっと見たいのに……！もう来ないんだろうけど待ってますね……！！ (7月18日 21時) (
レス) @page36 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
要らない子(天葉) - ん"ん"ｯｯまた読みに戻って来ちゃった☆ ここの神作が好き過ぎて……ｸﾞﾍｸﾞﾌｯ (2020年12月3日 0時) (レス) id: cc7660b0c0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - ルマさん» 神ではないです。更新頑張りますね！コメントありがとうございます (2020年4月30日 8時) (レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
ルマ - 神っすね！更新頑張ってください！楽しみにしてます (2020年4月29日 20時) (レス) id: f6ab2b6d1a (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - おっど#sakuraさん» あ、ありがとうございます！(わーいリクエストだ！)了解しました！近い内に書き上げますね！ (2020年4月23日 7時) (レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
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