四十六話 ページ46
『ねぇ、ベッドある？』
「ない。」
「ない。」
「ない。」
「ないね。」
……おぉう。
「はい、皆に石の剣プレゼント。」
オスマン？それよりベッドは？
『よし、何で羊毛取らなかったのかムカついてきたから蜘蛛狩ってくる。』
「すまんって……」
どうやらロボロが肉にばかり目がいってて羊毛について頭に無かったみたいです。
「罰としてロボロは肉焼いてな？」
「え、燃料は……」
「自分で調達してきな。俺とAの努力の結晶は使わせんで。」
「じゃあこれ、牛と鳥、豚、羊……各1スタックずつ用意してね。」
皆さんお怒りのようですね。
『頑張れ。あ、後松明もお願い。』
「うそーん。」
サクサクと蜘蛛やスケさんを狩っていく。
たーのしー。
『あ、こんなとこに洞窟あるじゃん。』
道標として土を高く積み上げておく。
「！？チビゾンビおる！」
「大先生、1匹なら自分で処理せぇや。」
「こっちも忙しいんだから。」
……これさ、一週間で国作れるかな？
作れなかったら続けたいけど。
『ちょっとだけ、探検しよ。』
幸い松明は少しと、バケツに石のツルハシがある。
すると、すぐに鉄鉱石が見つかる。
『いちにいさんし、ごろくしちはち。』
13個。多いな。
それを全て取って、入口前に置いたチェストに運ぶ。
それを繰り返して奥に進んでいく。
『ラピスラズリみっけ。』
「どれだけ奥に進んでるの！？」
ただ、鉄のツルハシ無いから……
『かーえ……ん？炭鉱じゃね？』
帰ろうとした矢先、フェンスがちらっと見える。
『あー。炭鉱だ。』
しかし、マグマバケツを手に入れた今、引き戻らない訳には行かない……
仕方なく目印をつけて入口へと戻っていく。
……
『ただいま。戦利品。』
「……鉄が1スタック？めっちゃ働いてるやん……」
えっへん。
気づけば夜は明けていた。
『あ、ロボロ……そこの穴入って？』
下に二マス穴を掘る。
そしてそれを広げ、殴ってロボロを突っ込む。
「え、ちょ！？何すんの？」
そしてさっき手に入れたマグマバケツを使う。
『穴見たらマグマ入れなきゃいけない気がした。』
「ゾムみたいな事言うやん……」
苦笑いの大先生。
ゾムとはやはり気が合いそう。
「てか！？俺死ぬんやけど……！？」
ロボロはこんがり焼けてしまったようです。
「ご臨終です。」
「犠牲の犠牲になっためう……」
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階梯(プロフ) - キャスさん» お恥ずかしい……ご指摘ありがとうございます！ (2020年5月12日 8時) (
レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
キャス - 面白いです！それと、25話非公開になってません？勘違いだったらすみません！ (2020年5月12日 1時) (レス) id: 45eedb7288 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - こたつ丸さん» 二十五度位には保てなかったのでグッピー死にますね。更新頑張ります！ (2020年5月3日 16時) (レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ丸 - 前作との温度差でグッピー死ぬわ！更新頑張ってくだちゃ (2020年5月3日 13時) (レス) id: 5f1e89c35b (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - トドルゴンさん» 前作と差が激しいです。高低差で泣けますよね(((おい (2020年4月27日 14時) (レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
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