十五話 ページ15
「…痛いじゃないすか！」
知らん。
『てめぇ何でここに来た。』
お前のクラスには大先生が居るだろ。
「いやぁ…やっぱ俺ら運命ですから？」
『もう一度細胞からやり直してきて。』
すると、後ろからもう一人の気配が。
「Aちゃぁぁん！」
そいつの鳩尾に肘をくい込ませて、地面と仲良くなってもらう。
「痛い…」
さっき見たぞこの展開。
『ﾖｰｼﾁｰﾉ、ﾀｲﾘｮｸﾃｽﾄｲｯｼｮﾆﾏﾜﾛｳｶ』
「やった！」
…大先生と同じとか空気悪すぎて無理ですさよなら永遠に来るな。
「ちょ！？俺は？ねぇ！」
地に這いつくばる先の時代の敗北者をスルーして、チーノと二人で歩き始める。
「いいんちょどこ行きます？」
『空いてるしボール投げからど？』
「分かりました。」
と、言うことで移動してやったぜ★
「よーし！いいんちょ応援しといて下さいね！」
『ちーのくんがんばれー！』
流石にチーノの親衛隊は、ここでチーノの機嫌を損ねると不味いと判断したのか、黙っているようだ。
「よっ！」
で、結果は？
「29m。」
「よっしゃ！いいんちょ！記録更新です！」
すると、親衛隊は騒ぎ出す。
「すごい！流石チーノ様！」
「流石です！」
そう言われてチーノは満更でも無い様子。
『じゃあ次私の番な？』
「頑張って下さい、いいんちょ！」
ボール投げっていちばん得意じゃないんだぜ？
取り敢えず私のゴリラさんPOWERでボールを飛ばす。
「28m。」
うっわチーノに負けた。
「やった！いいんちょに勝ちましたよ！」
『苦手やもん。仕方ないじゃん。』
チーノあいつ分かってるだろ。
「はいはい、分かってますよ。次は50メートルどうすか？」
わぁい。私の好きなやつだぁぁぁ！
『やったぁぁぁぁ！』
そうと決まれば早速GO！
「ちょっといいんちょ！？速い！速いで！？」
全速力で走って50メートル走の所へ。
「あ！委員長やんか！」
ゾムとトントンのペアもそこに居たようで。
『わ！こんちゃ！』
「なぁなぁいいんちょ！俺と走ろうや！な！？ええやろ！？」
まぁいいけど…
『いいよ。トントンさんは？』
「別にええで？じゃあ俺はチーノと走るわ。」
「俺、いいんちょと走りたかった…」
『無理に決まってんだろが。』
取り敢えずまずはゾニキと私から。
「位置について。よーい…ドン！」
『ぶーーーーーーーーーーん！』
ゾムより1歩先にゴールする。
して、結果は…？
「えっと、Aが6.12秒。ゾムが6.23秒。」
『わーい勝ったぞ！』
「速すぎへんか…？」
ま、私レベルになれば当然じゃん？
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階梯(プロフ) - キャスさん» お恥ずかしい……ご指摘ありがとうございます！ (2020年5月12日 8時) (
レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
キャス - 面白いです！それと、25話非公開になってません？勘違いだったらすみません！ (2020年5月12日 1時) (レス) id: 45eedb7288 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - こたつ丸さん» 二十五度位には保てなかったのでグッピー死にますね。更新頑張ります！ (2020年5月3日 16時) (レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ丸 - 前作との温度差でグッピー死ぬわ！更新頑張ってくだちゃ (2020年5月3日 13時) (レス) id: 5f1e89c35b (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - トドルゴンさん» 前作と差が激しいです。高低差で泣けますよね(((おい (2020年4月27日 14時) (レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
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