四話 ページ5
『そ〜だね。出来ない事はないかもね。』
一応同意しておくと、驚いたように聞いてきた。
tn「え？でもさっき器じゃないって…」
ある意味ね。
『やる気が出ない私が政治をしていたら民はどう思う？有能な部下がいて、任せっきりの働かない王だ。とでも思うだろ。私の性格の欠点なんて自分が一番知っている。だったら責任感のある弟に任せてひっそりと存在を消すのが妥当だと思うが？』
少しマトモに話すと、
tn「…せやな。ちょっと侮っとったわ。Aさん。幹部入りするなら俺は大賛成するで？」
理解してくれた。あんがと。
『分かってくれて何よりです〜。』
gr「で、幹部になるか、妃になるか？」
…どっちも嫌だけどなぁ
『面倒なのは嫌いだけど、退屈するのも嫌いだなぁ…んじゃ、幹部に入ってもいいよ？でも、グルッペンの他の仲間が賛成するとはわかんないじゃん？』
そう言うと、自信満々に、
gr「絶対に縦に振らせてみせるから安心しろ。最悪職権乱用だ。」
tn「いや、駄目やで？」
何なんだろ…コントを見てる気がしてきた。
gr「そんじゃ、会議室に全員集めるか。お前らも来い。」
そう言って、ドアを開けて出ていった。
tn「会議室行こか。Aさん場所分からんやろ。」
気遣いのできるいい人や…大天使〜。
『ど〜も。着いていきます。』
そして、会議室に着くと、幹部が全員揃っていた。
はっや！
はっや！(二回目)
そして、案内された席につくと、
gr「皆揃ったな。それでは会議を始める。」
そういった途端、金髪…えっと、コネシマ様が口を開く。
kn「ちょいまち！アンタ誰や！」
そう言って私の方を指差す。
gr「あぁ、そうだったな。自己紹介。」
二回目ですよ自己紹介。
『はい。ど〜も。A・フラレウムです〜。総統に気に入られて引っ張られてここに来ました。何か幹部になって欲しいとか？』
そう言うと、コネシマ様は大笑い。
kn「そこらへんの女と違ってアホやし色目使ってこないやんけ！めっちゃ気に入ったわ！俺コイツを幹部にするの賛成な！」
アホとは失礼な！
そして、
gr「今回はコイツを幹部に入れるか否かを聞きに来たんだ。今のところ俺、トントン、コネシマが賛成。他には居るか？」
誰も手を挙げない。もちろんですよね。
そんな中、オスマン様か！が口を開く。
os「名前しか分からん状態で手は挙げられないで。」
ド正論じゃないですか。
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階梯(プロフ) - あ、あ、ありがとうございます….！色々頑張って伏線(？)を貼ってます。続編の更新も頑張ります！ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
病夜(プロフ) - ついに続編ですか！おめでとうございます！私的に、聖国について気になるところですね、。感情で目の色が変わるとか女王的な一面もあって面白いです！続編でも無理のないように更新してくれると嬉しいです！ (2020年4月18日 16時) (レス) id: ff1f7a7f36 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張ります！ (2020年2月21日 18時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦) (2020年2月21日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
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