三十八話−Α− ページ39
zm「急に背中預ける言われてもな！？信頼し過ぎやで！？」
『大丈夫。今の私なら銃で心臓撃たれても死なないから。』
嘘は言ってない。
さて、もーちょい、
ギア入れてくか。
黙ってゾムと背中合わせになり、拳銃を連射する。
『…おもんな。』
心臓に弾が入り、見事に絶命する人間。
脆いな…。
zm「手際良すぎへんか？」
『まあね。』
弾のストックが無くなってきたので、ナイフに持ち変える。
一つ一つ丁寧に投げる。
あー何か面白くな。
絶対に当たるダーツしてる気分。
zm「何かA、雰囲気ちゃう？」
『きのせい。』
はぁ…。
ゾムって勘が鋭いなぁ。
途切れなくやってきた兵士が遂に止まる。
『さて、下準備は終わったしいいや。』
zm「下準備？」
私はライターを取りだし、死体を積み重ね火をつける。
死んだ奴らに人権は無ぇ。
はぁ…今私どんな目の色してっかな…
最近やっぱ冷酷さが酷くなってきた…
いい加減薬飲まないと。
zm「え！？何しとんねん！？」
『まぁ見てな。』
すると、肉の焼ける匂いに釣られ、食人人間共が近づいてくる。
4体全員来たな…ラッキー。
『はい。ゾムあれ倒そ。二体ずつね。死体に近づけないで。』
zm「意味が分からんけど、戦えるならええわ！」
私は1度欠伸をして、剣を構える。
『さぁ、血を見せてくれる？』
私は奴らの足を蹴り飛ばし、動かなくさせる。
血が滾るんじゃあ。
そしてそのまんま片方に剣を当て、切り裂く。
弱い。やっぱり元は人間か。
そして、もう片方に回し蹴りを食らわす。
すると、そのまま頭が撥ねる。
おぉ…力加減間違え過ぎた。
やっぱ乱用禁止だな。
この力はまた封印するとして、ゾムの方はどうなんだ…？
すると、見たことない程笑顔で戦っているのゾムが居た。
『おー。戦闘狂だ。』
ゾムを見ながら、援軍にやってきた敵兵を蹴散らす。
時々強化人間も混ざってた気がするけど、また気の所為だとしておこう。
援軍も全員蹴散らし終わったところで、ゾムが二体にトドメを刺した。
『はい。お疲れ様ー 。』
zm「A、ホンマに人間か？めっちゃ強いやん。」
うーん。
『人間じゃないかもね。』
本当は人間じゃ無いとか口が裂けても言えるかっての。
『まぁ、そんな事はいいんだよ。ほら、自陣に戻ろ。ここにはもう来ないよ？』
zm「せやな…にしても…地獄絵図ちゃうか？これ。」
開けた野原に燃え盛る死体。そして周りにも沢山の死体が。
『まぁ、これが戦争の残酷さよ。』
そう言って、踵を返して自陣に戻っていった。
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階梯(プロフ) - あ、あ、ありがとうございます….！色々頑張って伏線(？)を貼ってます。続編の更新も頑張ります！ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
病夜(プロフ) - ついに続編ですか！おめでとうございます！私的に、聖国について気になるところですね、。感情で目の色が変わるとか女王的な一面もあって面白いです！続編でも無理のないように更新してくれると嬉しいです！ (2020年4月18日 16時) (レス) id: ff1f7a7f36 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張ります！ (2020年2月21日 18時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦) (2020年2月21日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
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