三十五話 ページ36
まぁ、私が来たことを報告する為に、自陣にでも行くか。
途中改造人間を踏み倒して行ったが気にしない事にする。
自陣に行くと、疲れの色が見えている大先生とショッピ君が居た。
『どうしたんだろ。』
私はブラッドに乗ったまんま自陣に突撃する。
「誰だ！？」
見張りに吃驚されたがそれを飛び越えてしまった。
『新しい幹部ですー！』
そう言ってショッピ君達の元に向かう。
『おーい！ショッピくぅぅぅん！』
私がそう呼ぶと、ショッピ君は振り向いてくれる。
syp「声がデカいっす…てか、そんなハイテンションやった？」
『あーうん。戦争中だからやる気出してる。うん。』
すると、ショッピ君はため息をつく。
『ん、そういやどしたの？随分おつかれさんだけどー？』
すると、大先生が説明を始める。
ut「えっとね、人を喰う改造人間居たじゃん？そいつに出会って…予想以上に強くて。そんでもって、ソイツがよく分からんけど逃がしてくれたんよ。で、撤退してきた訳。」
へー。まだ血肉を喰らって理性があったのか…
面白いなァ。
『ふふ。』
syp「何か面白い事でもあったんすか？」
『うん。大先生の話のお陰でね。ちょっと遊んでくるー。』
そう言って再びブラッドと共に走り出した。
さて、何処にいるかな…
ポケットから注射器の中に入ってる薬を取り出しクルクルと、ペン回しの要領で回す。
すると、凄く開けた平野に、一体の人間がいることに気づく。
『あそこ行くよ、頼んだ！』
ブラッドにそう言えば、その瞬間スピードが更に上がる。
そして、ソイツの元に辿り着くと、ソイツは私を見る。
そして、
「マタ…テキカ…サッキノムラサキ…アオ…ニガシタ…アンシンシロ…ダカラ…ニゲロ…。」
おっ。大先生が言ってたのと同じ"人"だな。
『嫌に決まっているだろう？私はお前が面白いから勧誘しに来た。それだけだ！』
そうして私はソイツに向かって突進する。
ソイツは油断していたのか見事に突進を喰らい、地面に伏せる。
『まずは武器の没収っと。』
そう言って隠し武器の類を全て没収する。
まぁこのタイプは肉弾戦を得意とするから、あんまり持ってないけど。
念の為だ。
そして、関節技で固める。
「ナニヲスル…キケン…ニゲロ。」
そうして私は注射器をソイツに向け、首筋に当てようとする。
「ヤメロ…ヤメロ…ソレヲムケルナァ！」
『おー。トラウマか…まぁ、スマンな。』
こうして、彼に注射器を刺し、薬を入れる。
薬に反射して映る私の目は、穏やかな黄色だった。
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階梯(プロフ) - あ、あ、ありがとうございます….！色々頑張って伏線(？)を貼ってます。続編の更新も頑張ります！ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
病夜(プロフ) - ついに続編ですか！おめでとうございます！私的に、聖国について気になるところですね、。感情で目の色が変わるとか女王的な一面もあって面白いです！続編でも無理のないように更新してくれると嬉しいです！ (2020年4月18日 16時) (レス) id: ff1f7a7f36 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張ります！ (2020年2月21日 18時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦) (2020年2月21日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
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