二十九話 ページ30
気づけば食事は無くなり、ワイングラスが三つ置いてあるだけだった。
gr「それじゃあ、戦争の勝利を祈って」
「「『乾杯！』」」
私は1口ワインに口を付ける。
『てかグルッペンなんでこんな美味しい酒持ってんの。ずるい。』
rb「俺があげたんよ。」
ロボロ…酒の見る目あるなぁ…
gr「いいだろ。…そう言えば、A、まだあの癖治ってないのか？」
あー。そういや明日戦争かぁ。
『治ってないよ。宜しくねグルッペン。』
gr「はぁ…命懸けだぞ…こっちは。」
話についていけないので、質問をするロボロ。
rb「え？どゆことなん？」
『んとね、私、何か大きな事があると眠れない体質でねー。で、絶対明日の戦争遅刻するなぁ…って、事。』
遅刻なんてしたら絶対駄目だろうけど…
gr「かと言って無理に起こすとキレるからなコイツ…命懸けなんだよ。」
『私だってその体質治したいわ…。』
rb「なんかAがキレるってヤバくないか…？」
当たり前じゃん。
gr「ヤバいぞ。」
『やばいよ？』
まぁ、それは明日のお楽しみって事で。
『あ、そーそー。これ、見てみて！』
そう言って私はグルッペンに貸していた剣を見せる。
gr「うわっ…随分と懐かしい物を出してきたな。」
rb「なんやこの剣…すごく使いやそうな剣やな。」
おー！ロボロよく分かってるー。
『初心者にピッタリだもんね。』
gr「おい、俺を初心者呼びする気か。」
いや、そりゃ今から十何年前でしょ？
『七歳の私に負けてるのはダサかったよ。』
rb「あれ？グルッペンとAって…」
あー。言ってなかったの？
『私が上司で。』
gr「俺が部下だぞ。」
rb「マジか…」
そっか、驚くよねー。
『まー。詳しい話はまたいつかね。』
気づけばワインは3杯目に入っている。
なのに、全員顔色ひとつ変わっていない。
『ふわぁ…眠くなって来た…寝る。have a nice dream！』
そう言って私は食堂から自分の部屋へと向かった。
流石に覚えてるよ？道のり。
gr「相変わらず急に気分が変わるヤツだ。」
グルッペンが最後にそう言ってたのは気にしなーい！
そうして、自室のベッドで眠りに着いた。
そう言えば、ホントに何で改造人間、すぐに再開出来たんだろ？
まぁ、面倒臭いしいいや！
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階梯(プロフ) - あ、あ、ありがとうございます….！色々頑張って伏線(？)を貼ってます。続編の更新も頑張ります！ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
病夜(プロフ) - ついに続編ですか！おめでとうございます！私的に、聖国について気になるところですね、。感情で目の色が変わるとか女王的な一面もあって面白いです！続編でも無理のないように更新してくれると嬉しいです！ (2020年4月18日 16時) (レス) id: ff1f7a7f36 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張ります！ (2020年2月21日 18時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦) (2020年2月21日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
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