二十話 ページ21
ロボロに言われた通りに、武器庫に向かった。
まだトントンは何故かついてくる。
そして、武器庫に着くや否や、ゾムが私に向かって突進してきた。
zm「A〜〜〜〜！」
面倒だったので、鳩尾に一発添えてあげると、すぐに押えて床に転がった。
zm「痛っっっった！？」
それを見てトントンは大笑い。
あれ？いつもと逆になってる？
『それで〜？言われたとーり武器庫に来たけど何するの？』
まぁ、武器の支給とかだろう。
すると、ゾムは起き上がり、武器庫を開ける。
zm「こんなかから好きな武器を選んでや。」
そう言われてもな…
『種類が多いよ〜…』
とは言いながら、私は拳銃を探す。
一応護身用にね。
う〜ん…
これでいいか。
直感で選んだのはトカレフのTT33。
tn「トカレフか…それは粗悪品ちゃうから安心してや。」
あぁ、そう言えば粗悪品の質は終わってるんだったね。
次にナイフを選ぶ。
ウチの武器庫から持ってきたほうが良さそうだけど、面倒だからいいや。
一番安っぽいのをチャチャッと選ぶ。
『こんなもんやろ。』
zm「完全にナイフ分かりながらも質の悪いの選んだやろ…」
なんでって言いますか？
それはねぇ…
『私、ナイフ使うと絶対折れて返ってくるよ？』
ナイフと相性が悪いといいますか…うちの相棒以外のナイフは使えないといいますか。
すると、それは…とトントンが漏らす。
tn「会計に響きそうやな…」
取り敢えず、武器を選び終わったので武器庫から出る。
何故かゾムもついてきたけど…。
昨日とおんなじパターンじゃんか…
そして、再びグルッペンに呼ばれた。
私一人で来い。との事。
『ごめんね〜なんか私の後ついてったのに何も無いって…』
zm「大丈夫やで！」
tn「おん。ゾムの言うとおりや。」
いやぁ〜やっさし。
そして、総統室に行く。
『Aでーす！』
取り敢えず叫んでみると、
gr「うるさい。入れ。」
と言われたので入る。
そこには、美味しそうなケーキとカップが二人分置いてあった。
『美味しそうなケーキだねぇ。』
相変わらず緩く話すと、グルッペンは私の方を見て、
gr「別に無理しなくていいんだゾ？」
と言ってくる。
はぁ…やっぱ長年一緒にいるとバレるか…。
『別に無理はしていないわ。ただ、このまんまだとすぐに素が出そうで怖いの。』
元の喋り方に戻ると、グルッペンはほぅ…と漏らしてから、ケーキを私に差し出した。
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階梯(プロフ) - あ、あ、ありがとうございます….！色々頑張って伏線(？)を貼ってます。続編の更新も頑張ります！ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
病夜(プロフ) - ついに続編ですか！おめでとうございます！私的に、聖国について気になるところですね、。感情で目の色が変わるとか女王的な一面もあって面白いです！続編でも無理のないように更新してくれると嬉しいです！ (2020年4月18日 16時) (レス) id: ff1f7a7f36 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張ります！ (2020年2月21日 18時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦) (2020年2月21日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
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