【wrwrd】一般人は総統の相棒！？【軍パロ】 (ページ18)

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祝賀会と統領の話ページ18

〜tn視点〜
ゾムが帰ってきた。
…何か、浮かない顔やな。
お前にしては珍しく、怪我ないんに。

tn「ゾム！心配したで！？途中でインカム切れとったんやから！！」
本当に心配したんやで。
zm「スマンスマンw戦いに熱中し過ぎてw」
ゾムらしいわ。

〜数日後〜
gr「では、戦争の勝利を祝って！」
全員「「かんぱーい！」」
今回も勝てて何よりですわ。
幹部限定の祝賀会はやっぱりいいもんや。
やけど、相変わらずゾムの顔が浮かないなぁ。
どうしたんやろ…
tn「ゾームー？お前何か浮かない顔しとるで？何やw彼女と別れたんか？」
彼女いないのは知っとるけどちょっと冗談を言ってみる。
すると、少し震えて、
zm「お、俺に彼女おらんわ！w」
え？何で震えたんや？

os「トントンー？」
オスマンか。
tn「どしたんか？」
俺に何の用事なんか？
すると、急にガチトーンになって、
os「…ゾム、何か隠しとらん？」
…オスマンはやっぱ分かるんやな。
tn「…そうやね。彼女と別れた？って聞いたら動揺しとったで。」
すると、オスマンは少し笑って、
os「ちょっと聞いてくるわ。」
そういって、俺のとこを離れてゾムの方へ行った。
オスマンがゾムの方に行ってからすぐ、
グルさんが口を開いた。
gr「お楽しみのところ済まないが、一つ、俺から大事な話がある。」
何やろ？
kn「そういや言っとったな！！戦争終わったら話すって！！」
syp「先輩、うるさいッス。死んで下さい。」
kn「なんやとショッピゴルァ！」
煩いで。先輩後輩よ。
gr「二人共、少し静かにしろ。話すぞ。」
まともな話っぽいな…
いつにもなく真顔やもん。
gr「人を探してるんだ。」
はぁ？人？
そんなマジになる必要性ある！？

グルさんはコホン、と咳払いをして呟く。
gr「少し、昔話からしようか。」
マジで大事なんか…
グルさんの昔、気になるな。
gr「昔、親共が死ぬ前、俺はとある奴とタッグを組んでいたんだ。そいつは精神面でも、肉体でも、かなり強かった。」
もうそっから初耳なんやけど。
そっから、グルさんは綺麗な赤色の瞳が濁り始めた。
gr「だが、ある日の戦いで、色々あって心に大きな傷を負ったんだ。」
色々、ってのは…きっと言いたくない事なんやろな。
gr「それで、アイツを休ませる為に俺は一つの約束をしたんだ。」
…。
ut「で？何の約束をしたの？」
大先生、お前よくこの空気で口開けるな。
gr「それはな…」