【wrwrd】一般人は総統の相棒！？【軍パロ】 (ページ14)

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黄緑の幹部と恩返しページ14

〜夢主視点〜
「動くな！」
緑パーカーと話してる内に援軍を呼んだα国の兵士が私の前に来る。
気持ち悪い目をしてらっしゃる。
兵士は私を見て、
「命が惜しくば、w国の幹部を差し出せ。」
と、ほざく。
刹那、私はナイフを取り出し、兵士の心臓を貫く。
兵士は死んだが、援軍に囲まれてしまう。
『チッ…』
懐から拳銃を取り出し、死にかけの緑パーカーを抱え、

大きく跳ぶ。
私の行動に驚いた兵士共は判断が遅れてしまい一瞬だけ銃口を私に向けれなくなってしまう。

その一瞬を狙って、
兵士共の眉間に一人一人、素早く外さぬように銃を撃つ。
『雑魚共めが。』
勿論兵士達は息絶えた。

兵士の死骸が積み重なったところで、緑パーカーを降ろす。
『大丈夫ですか？』
恩人には優しくせねばな。
ゆっくり緑パーカーは口を開く。
その目には、さっきの様な殺意は無かった。
zm「本当…や…ったん…な。疑っ…て悪かっ…た。お前…路地…裏…のアイツ…だろ。赤い…髪の。」
バレ…た…！？
それより、ヤバイやろゾム！死んじゃうやろ！
『今、治療しますんで、大人しくしててください。後、このことは黙っといてくださいね。』
人はいない。
なら、やるしか無い。
zm「大丈夫や…」
いやいや、大丈夫ちゃうからな！？
『大丈夫じゃないので…では、やりますよ。』
意識を集中させて、呼吸を整えて
『◆聖者ノ祈りハ偽善ノ為ニ◆』
この前より強い光を出して、みるみる切り傷を治していく。
あっという間に顔色も良くなり、緑パーカーは回復した。
zm「今のどうやってやったんや！？すげぇ！！！」
気味悪がらひんのや。
子供の頃の奴等に似てるな…
"子供の頃"は良かったんやけど。
『秘密です。私にあった事、この事、全部言わないでくださいね。』
口止めしないと、また、あの時みたいになる。
…そう言えば、何で今日は呼吸が苦しく無いのか？
不思議に思ってると、緑パーカーが聞いてくる。
zm「そういや、聞きそびれたんやけど、名前、何？」
緑パーカーになら、言ってもいい気がする。
『……A。』
名前なんて、何年振りに教えたのだろう。
教えたのは、"彼"で最後にしようと思ったのに。
zm「Aって言うんか。えぇ名前やん。」
別に良い名前じゃないし…
どちらかと言うと、呪われている。
何か、疲れた。
戦争勝利後に統領見れるし、もういいや。
帰ろう。
ゾムにバレないうちに、w国に帰ろう。
じゃあね。もう、会えない気がするけど…
zm「A…何処行ったんだ？」