わたし！仕事辞めま〜す！ ページ40
『部長……いや、この際もうバーコードでいっか。
……頭上げてください。ミスは誰だってするじゃないですか。
それに、今回でいい体験になったんじゃないんですか？男性社員のみなさん。
目の前にある事実だけで判断しちゃダメですよ〜
それでは、今までお世話になりました！！
バーコードさん！クビにしてくださってありがとうございます！！』
とびっきりの笑顔でそういった私は心も体も軽くてフワフワしてた。
みんなに手を振ってオフィスを出る。
……そしたら、
千紗「っざけてんじゃねぇよ！！！！」
後ろから国語辞典が飛んできた←
なんでそんなもん持ってんの？
千紗「みんなあんたのために辞めるって言ってたじゃん！？！？！？
普通そこは辞めないでしょ！！！馬鹿かよお前！って言うかバカだろ！！」
『いや、暴言辛辣ゥ！』
千紗「……っていうか、付き合ったんなら早く言ってよ。」
『……あ、ははは？』
千紗「でも、よかった！これで幸せ、になれるんだよね。ちゃんと、前に進めたんだよね？」
『うんっ！進めた〜っ！！！全部那須くんのおかげだよ！！』
千紗「よかった。でも、仕事どうするの？宛はあるの？」
『ふふっ、あるんだ！紫耀くんの会社で働かせてもらうつもりなんだよね。まだ言ってないけど。
今日帰ったら連絡しようと思って。』
千紗「……マジで言ってんの？」
『マジだよ？』
千紗「あんたら結婚しないの？」
『そんな先の未来なんて誰もわかんないよ。それに、もしもの時のためにお金貯めておかなくちゃいけないし！』
千紗「しらなーい！」
千紗はそう言って走っていった。
そして、ニュッと出てきた黒い影に私は身を震わせたのであった。
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那須カレー(プロフ) - Re-(^^)さん» コメントありがとうございます！！そう言ってくださってとても嬉しいです！！ (2020年6月20日 13時) (
レス) id: 4d060de0ea (このIDを非表示/違反報告)
Re-(^^)(プロフ) - 最高だった！！素晴らしい那須くんの作品を作ってくれてありがとう！！ (2020年6月19日 23時) (レス) id: ff2569188a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：那須カレー | 作成日時：2020年5月18日 19時
