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思い出したくない、あの日 ページ33

あれは、私が高2で紫耀くんが高3の時の夏だったかな。






たまたま、見ちゃったんだ。





その日は紫耀くんと帰る約束をしていて、昇降口で待ってた。





だけど紫耀くんはなかなか来なくて、私は忘れ物をしたことに気がついたから取りに行くことにした。






その時の私の行動が正しかったのか正しくなかったのかは今でもよく分からない。







『……最悪だ〜。なんで忘れちゃうかな、こういう時に。
紫耀くん来たかな?先に帰られちゃったらどうしよう……あ、でもゆうぴー部活だからいるよね。
その時は一緒に帰ってもらおう……』




教室に行って忘れ物を取って、来た方とは違う方から行こう、と思った。





空き教室から聞こえた声。






聞いたことがある、この声。






『……紫耀、くん、?』





ダメだ、と本能は言っているけれど気になるんだもん、仕方がない。





そーっと扉からバレないように教室の中を覗いた。





麗乃「ねーえ、紫耀〜っ♡彼女と別れてくれたぁ?」





ベタベタと紫耀くんに触る女の人。






美人だけど性格が超悪くて男好きって有名な結城麗乃(ゆうきれいの)先輩がいた。





麗乃「ねえ!聞いてるの?」




平野「ああ、ごめんごめん笑 なんて?聞いてなかったわ〜笑」




麗乃「もー!しっかりしてよねぇ??だから、彼女と別れてくれた?」





平野「別れてねーよ」




麗乃「……へ?な、ど、どうして!」




平野「だって、“カラダの関係”だから。」






私は絶句した。





涙なんかでなかった。




ただひたすらに絶望しただけだった。

バカみたい→←聞いて、くれますか。



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那須カレー(プロフ) - Re-(^^)さん» コメントありがとうございます!こんな駄作を読んでいただけてとても嬉しいです!!これからも楽しく読んでいただけるように更新頑張ります!! (2020年5月15日 8時) (レス) id: 4d060de0ea (このIDを非表示/違反報告)
Re-(^^)(プロフ) - 頑張れ〜!楽しく読ませてもらってます!!後輩の那須くん可愛すぎる〜 (2020年5月14日 23時) (レス) id: ff2569188a (このIDを非表示/違反報告)
那須カレー(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてとても嬉しいです!!こんな駄作ですがこれからもよろしくお願いいたします……!! (2020年4月28日 13時) (レス) id: 4d060de0ea (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - このお話大好きです!!キュンキュンしまくりです!更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください! (2020年4月28日 4時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)
那須カレー(プロフ) - 玲雄さん» ありがとうございます!!頑張りますね!! (2020年1月6日 15時) (レス) id: 4d060de0ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:那須カレー | 作成日時:2020年1月3日 21時

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