隣の那須くんが今日も可愛すぎる件について。

キミは癒しです ページ22

『おおおっ、那須くんっ！！！なんか、超久しぶり感があるんだけどー！』




那須「まぁ、いろいろ忙しかったですし。」




『だよね、やっぱ会ってないよね』




那須「そうですね。……大丈夫ですか？」



『んんっ？！な、何がよ？』




急に大丈夫？だなんて聞かれるからビックリしてしまった。



那須「なんか、元気ないような気がして……」




『えー？笑 そう？いたって普通だけどなぁ？』




なんて、ヘラヘラ笑ってみせるけどたぶん、何が原因かなんて私が一番わかってる。





那須「何かあったら言ってくださいね。いつでも相談のりますから。」




『……ありがとう。優しいね、那須くんは』




那須「……そんなこと、ないです。優しいとしても、こんなにするのはAさんだけですよ。」




そう言うと耳まで真っ赤にした那須くん。





『やー、ほんとに可愛い！那須くんって私の癒しなの！！わかる？わかるでしょ？！』




那須「いや、わからないです……」




苦笑する那須くん。




それさえも可愛くて愛おしいんだ。





わしゃわしゃと私よりずっと背が高い那須くんの頭を撫でる。





那須「わ、ちょっと！何するんですかー」




『ごめんね？！可愛くて、つい……笑』





膨れっ面をする那須くんも相変わらず可愛かった。

彼からの連絡→←私って、なんなんすかね？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す