隣の那須くんが今日も可愛すぎる件について。

食べてくれるんですか。 ページ15

那須「何を食べるんですか？」






『ぎょえええええええっ』





急にひょこっと現れた那須くん。





やめてよ、心臓口からでるじゃんか。






那須「チョコ、ですか？」





『ん、まー、そうね。うん、そう。』




那須「好きな人にあげるんですか？」







『うーん……これ、那須くんのなんだよね。』





私がそう言うと目を丸くする那須くん。







那須「……え、俺の、ですか。」




『うん、那須くんの。みんなにもあげたんだけどね？那須くん、めちゃくちゃチョコ貰ってるじゃん？だからさ、いらないかなーと思って食べようとしてたの。』




那須「そうだった、んですか。……あの、欲しいです。」






『……え？』





那須「Aさんからのチョコ、欲しいです。俺、食べたい。」





真剣な眼差しでそう言ってくる那須くん。







不覚にもドキッとしてしまった。






『あげる、、だけど、不味かったらごめんね？』





那須「いえ、全然不味くないです。すごく美味しいです。今までで食べたチョコの中で。」





『あははは、大袈裟だなぁ……』





那須「お返し、期待しててくださいね。」






『高価なものくれるんですかー？笑』





那須「さぁ、どうでしょう？笑」





ホワイトデーが楽しみだ。

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