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「 えっ！？ …祭り誘われたの！？黒田に、！？」
ホテルについて荷物を整理しながら
さっきの事もあってボーッとしてしまっていたとき
部屋中に響いた沙耶先輩の声。
ガン開きにしている目、その視線の先には
なんでそんなデカい声しか出ないの、？なんて呆れたように笑う彩葉先輩
小春「え、え、何の話ですか！！！？」
沙耶「祭り誘われたんだって黒田に！！！！」
彩葉「でもなんか、あれだよ？うちむが頑張ってたから俺も〜みたいなそんなノリ」
沙耶「だったとしてもでしょ。やっぱ黒田ってそうなのか〜！」
すかさず話に首を突っ込んだ私達も加えて、
いつしか始まっていた
自然と話の流れは、さっきの私と内村先輩のことに
彩葉「ねえてかわたしのことより、Aちゃんっていつから内村とあんな仲良しさんなの？」
『仲良し、…って程でも、会ったら話すぐらいだし、…』
沙耶「でもあのへなちょこボーイうちむがあそこまで頑張るなんて、相当好きなんだろうね、」
彩葉「いやそれは思った！！！」
激アツだねマジで、なんて私を見て嬉しそうに微笑む2人。
そんな笑顔を見ても、長瀬のことが頭をグルグルしているせいで素直にはい！とは言えなかった。
小春「ね、A」
『ん？』
小春「どーした。嫌だったの？誘われたの、」
2人になったタイミングでそう声をかけてきてくれた
本当に、私の変化によく気づいてくれる。
小春になら相談するべきだよね、…
︎︎
小春「え、なにそれ。どういう考え？」
『わかんないの。…まさか1番に賛同するなんて思わないじゃん』
案の定、理解出来ない。という表情で眉を顰めた小春
なんと言っても、最後の長瀬のあの苦しそうな笑顔が頭から離れなくて、なんでこんなに長瀬のこと考えなきゃいけないの。って、
小春「Aはどうしたいの？」
『え？』
小春「長瀬と行きたいの？、それともうっちー先輩がいいの？」
そんな小春の問いかけに、迷うことなく前者を選んだ。
『、長瀬と行きたい。』
小春「ん、じゃあちゃんと話しな。」
素直でよろしい！って頭をぐしゃぐしゃになでられたところで
部屋の扉から彩葉先輩の声がする、
彩葉「男軍に遅いって怒られたからそろそろいこー！」
『今行きます！！』
絶対今日、長瀬とちゃんと話すんだ。
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こ - 文章がとっても綺麗で思わず読み入っちゃいました。お忙しいとは思いますが、続き楽しみにしています。 (2022年10月2日 19時) (
レス) @page15 id: cb46fce194 (このIDを非表示/違反報告)
バラ(プロフ) - 弟組メインのお話って珍しいし、文章も読みやすくて一気読みしちゃいました！更新頑張ってください！応援してます(*´ー｀*) (2022年8月30日 2時) (レス) @page13 id: e2d5e55f6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なそそ
| 作成日時：2022年7月28日 3時
