No,26 ページ34
夢オチなわけなかった。
「主人公さん。どれくらい言えば貴方は、理解することができるんですか?」
『あんだだだだ!』
現在とてつもない力でぽっぺをつねられています。
『いひゃい!いひゃいでふっ!ひのるふぁん、はなひて…(痛い!痛いです!しのぶさん離して…)』
「はい??何て言いましたか??私は主人公さんのためにしているんですが、何か文句でも?」
『ないです…』
わぁ!起きてビックリ!
しのぶさんも他の柱もカンカン!おまけに今から蝶屋敷に私をしごきに来る人がたくさんいる!
最っ高に嬉しくない時間が到来するのだ。マジでどうにかして…
『ひのるふぁん…あの…』
「“言い訳“ですか?そんなの私には、聞く義理がありませんね。それとも、説教の時間が増えることを願ってのそれですか」
早口…疑問符が無い…
『うぇぇ…ほんなぁ…(そんなぁ…)』
「あと一刻ほどしたら、皆さんここにいらっしゃいますから覚悟しといた方が身のためですよ。」
すらりと身のためとまで言える時間について説明される。
『ひぇ…』
え、やっぱ死んじゃう?助かったけど、死んじゃう?
しのぶさんが頬から手を話すと、今度はおでこにバチンっと衝撃が…
『うぇ?!』
「なにを言われるんでしょうね?」
笑顔で何てこと言うんですか…その笑顔は、悪魔の笑みと同じ役割をしている方の笑顔ですよ…?
心の中でガッツリ突っ込む。
そして、ゆっくりと後ろを振り返るしのぶさんをみつめた。
なんと言うことでしょう?!
そこには、青筋をたてた伊黒さんと怒りで表情がない死不川さん。
『ちょ…なん…で…』
わぁ、もう本当に大好きになりそう!地獄が多すぎて頭がおかしくなったみたい!私!
「よォ元気そうだなァ?」
「鳥から、連絡が来てみればお前は血だらけで倒れているし、起きたと知らせがあればこの有り様。どういう了見だ?」
『……』
ノーコメントで。
「黙秘すんじゃねェ」
ここまで言われると先が簡単に予想できるから、かえってスンッってなるよね。
あと、言い訳が口からポロッとでちゃう。
『だって、あのクソナルシスト帰らせてくれないんだもん。』
「「は?」」
今日も一日、頑張りたいけど
この二人を華麗に交わしながら、他の柱のしごきを受けないとダメらしいです。
『神様って奴の親の顔が是非みたいですね。』
「責任転換するな」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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