【MSSP】容姿端麗チート少女に恋をしました。【えおえお落ち】 (ページ19)

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私とえおえおさんでふわふわ会話していたらようやく私達二人だけしかその楽屋にいないことに気づいた。

えおえお「あー、先行っちゃったかな？俺等もそろそろ行こうか。」

『そうですねー。』

えおえおさんはフードとサングラスを私は狐のお面を被り顔を隠した。

『(一応檸檬のも持ってくか。)』

楽屋を出て廊下を歩いてると廊下の突き当たりにある自動販売機FBさんと檸檬が何かを買っているのを見かけた。

『あ、あれ。』

私が指を差した方向にえおえおも首を向けた。

えおえお「あ、FBじゃん。」

何やら楽しそうに話している。

あ、檸檬にお面渡さなきゃと思い近づこうとするとえおえおさんが私の腕を掴んで首をふるふると振った。「行くな」という意味だろう。

私が首を曲げ「何故？」とジェスチャーするとえおえおさんはにやりと怪しく笑った。

えおえお「ちょっと観察してよ？」

うわゲスい。

その後数分間彼方のやり取りを見届けていた。

『あの、何故急に観察なんか…。』

えおえお「いや、この間FBがらむねちゃんと話してみたーいとか調子に乗ってたからもしかしたららむねさんに気があるのかなーって思っただけ。」

バチコンとウィンクをかましてきた。

『そ、そうすか。』

えおえお「でも俺もイブさんと二人っきりでお話してみたかったんだー。」

はい、今禁句ワードが出ましたよー。何ですか「二人っきりで」って！？何なんですか！？

私はえおえおさんを直視出来なくなって目線を床へ落とした。

多分私の顔は赤かろう。ああ、恥ずかしい！

えおえお「…期待させないでよね？」

えおえおさんが言ったこの言葉は私の耳には届いて無かった。