【NARUTO×結界師】守りたい命の分だけ強くなってやるさ。【過去編2 - イタチ】 (ページ1)

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暗部51 ページ1

トキ「っ......」

面の向こうから、

ダンゾウを全力で睨み付けてやる。

すると、

あちらはこちらの殺気を感じ取ったのか、

何食わぬ顔をして

こちらに目を向けてきた。

ダンゾウ「トキ」

その顔――。

トキ「なんですか」

ダンゾウ「お前は何を知っている」

トキ「......」

潰してやりたい――。

カカシ・テンゾウ「......」

トキ「何も......何も知りません......」

ダンゾウ「......生かしてやっているだけ、感謝しろ」

三代目の守りがなければ、

私はすでにお前の手によって殺されていると？

トキ「っ......」

三代目「ダンゾウ！」

ダンゾウ「......」

三代目「貴様ら、グズグズするな！作業に掛かれ！」

どこか怒気を含んだ三代目の言葉によって、

私はこの殺意にも似た衝動を

自力で無理やり抑え込み、

カカシさんと同じ方向に飛んだ。