中間さん家の8人兄妹

トラウマ ページ46

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崇裕side



望が帰ってから
照史とAは警察からの
事情聴取を受けた。



学校が内容がかなり深刻だからと警察を
呼んだみたいやけど、事件として取り扱うのは
兄としては心配でしかない。



警察の人から照史と詳細なことを教えてもらった。
あいつにされたことと、今までのストーカー行為。



全然気づけへんかったし、なんも言わんから
分からんけどAよっぽど怖かったやろ。




日付けが変わる直前に、家に帰れた。


Aは俺らが声掛けてもこっちを向くことなく
ただ俯いたままだった。




照史｢ただいま〜｣




帰るとみんなが心配そうな顔で見てる。
淳太も帰ってきたみたいやな。





とも｢あの、ごめん。｣




絞り出したともの声にも見向きもせず
1人俯いたまま部屋に入っていった。






淳太｢Aどうやった？｣




崇裕｢俺らが話しかけても、喋らへん。警察でも女性の人には何とか喋るって感じやったみたいやけど。｣



照史｢今日は、望俺らの部屋で寝る？大毅と俺と3人で。ちょっとA1人にさせてあげようかと思ってな。｣




望｢おん、ええよ。｣



リビングに入ると全く手付かずの晩御飯。


崇裕｢食べへんかったん？｣




大毅｢食べれるわけないやろ。むっちゃ心配してたんやで。｣





そやな。俺らも晩御飯食べてへんのに
全く腹空かんかったもんな。



望とともも、かなりショックやったみたいで
その後もみんなご飯食べずに寝た。

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