中間さん家の8人兄妹

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淳太side


そうやな。望とAが生まれた時は
俺は小学3年生やったかな？

まだ智洋と流星は2歳で
わがまま放題の時やったな。


淳太「おかん？もう赤ちゃん生まれるん？」


お腹の大きいおかんのことよお守ったれよって
父さんに頼まれてた俺はいつも気にしてた。


母「じゅんちゃん。ありがとう。赤ちゃん元気でそろそろ生まれそうやなー」


母さんはすごく綺麗な人やった。
んー、顔は流星に似てたかな？

でも性格はAにそっくりで
ドジも多いけど可愛い母さんやった。


崇裕「なぁ、赤ちゃんの名前決まったん？」


照史「女の子と男の子やろ？女の子可愛いやろうなぁ！！俺似かなー！！」


小2の崇裕も小１の照史も2人が産まれてくるのが
楽しみでしょうがなかった！


大毅「大ちゃん名前決めたで！男の子がライダーで女の子がハートちゃん」


幼稚園に行き始めた大毅もよおわからんけど
勝手に名前とか決めてたなぁ。


父「絶対あかん。名前はもう決めてんねん。」


3歳相手に本気になる父さんは
大毅みたいな性格な人で照史によお似てたなぁ。


流星「ママ〜、抱っこ〜」


智洋「ママ〜、抱っこ〜」


まだ2歳の2人は甘えん坊でわがままやったしなぁ
俺らが抱っこしたるって
崇裕と2人でよお抱っこしてたなぁ。

それを見た母さんはめっちゃ心配してて
胎教に逆に悪いわ〜なんて
笑いながら大事そうにお腹を撫でてたの
よお覚えてるわ。


流星と智洋も双子で
次生まれて来るのも双子。


母さんは予定日の1日前に入院して
手術をして望とAを産んだ。


双子やったってこともあり
2人とも小さく生まれたから
１ヶ月以上家に帰ってこんかったなぁ。

母さんはその間、家と病院を行ったり来たりして
ちょっと寂しかったの覚えてるなぁ。

俺が寂しかったんやから、ともや流星は
もっと寂しかったやろうけどな。


それでも、2人が生まれてきてくれて
2人の写真を毎日母さんが見せてくれて
ほんまに会えるの楽しみやったんはほんま。

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