中間さん家の8人兄妹

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土曜日


智洋｢A、おつかれ〜｣


｢ともくん、おつかれ！｣


智洋｢Aの覚えも早くてうまいってみんなが話してるで！いや〜、兄ちゃんも鼻高いわ〜｣


って嬉しそうなともくん。


｢ありがとう！そう言ってもらえるなら嬉しい〜｣


智洋｢今日ご飯食べたら遊びに行かへん？なんか美味しいもの食べに行こうや。｣


｢あー、行きたいねんけど。同じ図書委員の子と本買いに行かなあかんのよ。｣


智洋｢あ、そうなん？友達と遊びに行くなら淳太くんに言っときな？｣


そうなんです。我が家は申告制で
じゅんにいからお金を貰うって感じなわけで
でも、誰とどこで遊ぶを話さないともらえない。


｢うん。｣


言いたくないなぁ。
男の子と行くなんて言ったら
なんて言われるかな。




家に帰って、じゅんにいとたかくん
大ちゃんとりゅーくんとのんちゃんがいて


まさかの勢揃いのやつね。。。、


智洋｢ただいまー！淳太くん！A午後から遊びに行くんやて。図書委員会の子と。｣


淳太｢あ、そうなん？どこ行くん？｣


｢ららぽーとのTSUTAYA｣


淳太｢友達とならお金いるやろ？｣


｢うん。そうやね。｣


あんまり、言いたくないんだけどなー



望｢え、まぢで。え、図書委員ってさ！！｣


ほら、なんか入ってきたよ。やめて。


崇裕｢ん？図書委員がなんかあるん？｣


｢いや、なんもないで。じゅんにい、お金はいいや！前貰ったのもちょっと残っとるし、、、｣


淳太｢あ、そうなん。別に気にせんでええからな。｣


｢うん。ありがとう｣


そんな会話をしてると
嬉しそうにのんちゃんがソファーから
顔を覗かせてる。

無視しようと横を通り過ぎると、


望｢なぁ、A〜。お金もらえばええやん〜廉と買い物行くんやろ〜｣


もう、なんで言うねん！！


淳太｢はぁ？今から遊ぶん男の子なんか？｣

崇裕｢え、待って。ちょっとついていけれん。｣

大毅｢ダメや。男とデートなんて行かせへん。｣

智洋｢え、男の子やったん！？｣

流星｢なんなん、そいつかっこええ？｣

望｢全然悪いやつちゃうよ。｣


いや、のんちゃんが言い出したんやん。
これ、どうするつもりなん。

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