中間さん家の8人兄妹

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崇裕side

下から淳太の怒鳴り声が聞こえて降りると
泣きまくるAと落ち着かせる流星
望が喧嘩の経緯を淳太にはなす。


淳太｢ええ加減にせぇ！望。小さい頃から言っとるよな？兄妹喧嘩するのはええけどAは女の子なんやから手を出すなって言ってたやろ。頭にきたからってやってええことと悪いことくらい区別つけんかい！！｣


こんなに大声で叱る淳太は初めて見た。

線を抜いたAも悪いけど、
ゲームしてて後回しにした望も悪い。

なんにせよ、Aは女の子や。
リモコン投げて怪我させるなんてもってのほか。

望はただ俯いてるだけで何も言わない。


A｢のんちゃん。ごめんな。ごめん。｣


泣きながらも、望の方を見て謝るA。
Aなりにも、謝りたないやろうけど
あの淳太の怒り方を見たら謝らずにはおれん
やったんやろうな。


望はしばらくして肩を震わしながら
俯いたまま


望｢A、ごめん。ごめんな。｣


その後痛かったか？って撫でてあげるところは
お兄ちゃんやな。望


淳太｢2人とも。兄妹やから喧嘩してもええけどお互いのことよお考えーよ。今回は、2人だけやなくて流星も巻き込んどるし、Aも怪我しとるし。度が過ぎとるぞ。｣


淳太の一喝はかなり効いてたみたいで。
この日からは、気持ち悪いくらい仲良しの2人に
戻ってて。


A｢のんちゃん。髪乾かして〜｣


望｢ここ来たら乾かしてやってもええで。｣


大毅｢おい、A。望やなくて俺がやったるわ｣


A｢やだ。のんちゃんがいいの！！大ちゃん絶対雑やもん。やだやだー｣


仲良すぎてショックを受ける人が1人。

喧嘩してもすぐ仲良しなところが
双子やな。

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