第六十二話 その二 ページ8
1時間15分後には試験が終了する時刻だということを受け入れていない様子のA。
テンテン「Aちゃん、何日も眠り続けていたのよ…」
A「………えぇ！？」
Aは困惑した。
自分がそんなに長く寝ていたとは思っていなかったからである。
Aは一晩経ったくらいの感覚でいたようだ。
ネジ「この辺でいいだろ」
第三班の3人はその場に立ち止まった。
Aはネジにゆっくりと降ろされると、ずっと自身を支えてくれていたのであろうネジの手を取る。
ネジの目を見るとクマが出来ていた。
ありがとうと言うと、ネジはフッと笑い、左手でAの頭をわしゃわしゃと撫でた。
ネジ「20分程はここに敵が来ることは無い。その後来る可能性がでれば場所を変えるが、問題なければこのまま待機する」
リー「了解です！」
テンテン「オッケー！」
リーとテンテンがその場に座り始めた。
ネジも座ったが、右手は立ったままのAに握られたままである。
ネジ「…どうした？」
A「…私……七班のみんなとはぐれて………その後……」
ネジ「思い出さなくていい…辛いだけだ」
A「……七班のみんなは無事なの…？」
リー「皆さんとは第二の試験が始まってから2日目に会ったのですが…その時は問題無く元気そうでしたよ！」
テンテン「私達はその時既に巻物2つ揃ってたから…寝てるAちゃんを預からせてもらうことになったのよ」
Aを心配させまいと、リーとテンテンが前向きな言葉を使って説明した。
A「…そうなんですね…すみません…違う班なのに…ありがとうございます」
ペコリと頭を下げるA。
テンテン「何いってるの！甘えて良いのよ！妹みたいなものなんだから！」
A「う…嬉しいです…！お姉ちゃん…！」
はにかみながらAがそう言うと、テンテンは顔を赤くした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
にしんそば
ラッキー台詞
ウスラトンカチ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
我愛羅の花嫁 - 待ちくたびれて来ました！！！！！！！！！！！！！！ (2020年7月23日 19時) (
レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - まだですか！！！！！！！！！！！ (2020年7月23日 19時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - テスト明けで生理中で心身共にボロボロです！四連休のうちにいっぱいこの作品を読みたいです！更新待ってます！頑張って下さい！！泣！！応援してます泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣！！！！！！！！！！ (2020年7月22日 14時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 相変わらず面白過ぎます泣泣泣泣泣泣泣泣〜続き待ってます泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣〜 (2020年7月19日 18時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅さん花嫁 - 更新待ってます泣泣泣泣泣泣〜 (2020年7月18日 22時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音 | 作成日時：2020年6月13日 19時
