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第八十九話 その六 ページ42

カカシはそれを聴いて思った。
Aはカカシと出逢う前から今も変わらず純粋で、周りを惹きつけ良くも悪くも影響を与える存在なのだと。
土影にはその影響が良い方に働いたようである。

A「まあ…でも本題はここからで…岩隠れで私大怪我しちゃったんですよね〜偶然なんですけど爆発に巻き込まれちゃって…」

ナルト「偶然で!?」

A「すべての出来事は必然だけど、誰かが企ててやったことでは無いから…でも、ネジはそれを信じなかった。分家であるネジが抱いている、宗家から自由を奪われてるという思いが強くなってしまって…私はネジを救いたかったのに益々怖れを強くさせてしまった…それから怪我をするのが怖いんだ。彼の私に対する心配症も、その時から始まったの」

ナルト「………」

A「…私はネジの抱える苦しみをどうにかしたいと思い続けてる…エンパスの能力で互いの感情を共有するとその場は良くなるけど…解決するまでには至らない…このことに関しては私も怖れが強くてどうしたら良いのかが見えて来なかった…ただ神様にお祈りして毎日を過ごして来た……でもさっき、やっと少し見えたの…何か…ナルト君にはこのこと話しておいた方が良い気がしたんだ」

Aがナルトに微笑んだ。
その表情は柔らかく、さっきよりも少し清々しさを感じる。

ナルト「…そっか!話してくれてサンキューだってばよ!」

A「聴いてくれてありがとう」

ナルトはニッと笑った。
感謝されてたことが嬉しいようだ。

A「先生もありがとうございます」

カカシ「Aのことが知れてよかったよ…じゃ、オレは先に失礼するから」

カカシはニコッと笑いそう言うと、瞬身の術を使い、その場を去って行った。

ナルト「…ねえ!今の話、サスケも知ってんの!?」

A「え?いや、サスケ君には話したこと無いけど…」

ナルト「ニシシシ」

A「?」

ナルトはサスケに一つ勝てた気がして、この後も暫く優越感に浸った。

第八十九話 その七→←第八十九話 その五


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設定タグ:逆ハー , 愛され , ナルト   
作品ジャンル:アニメ
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我愛羅の花嫁 - 待ちくたびれて来ました!!!!!!!!!!!!!! (2020年7月23日 19時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - まだですか!!!!!!!!!!! (2020年7月23日 19時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - テスト明けで生理中で心身共にボロボロです!四連休のうちにいっぱいこの作品を読みたいです!更新待ってます!頑張って下さい!!泣!!応援してます泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣!!!!!!!!!! (2020年7月22日 14時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 相変わらず面白過ぎます泣泣泣泣泣泣泣泣〜続き待ってます泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣〜 (2020年7月19日 18時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅さん花嫁 - 更新待ってます泣泣泣泣泣泣〜 (2020年7月18日 22時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年6月13日 19時

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