第八十九話 その五 ページ41
A「……それから少し経ったある日、私は身に覚えのない哀しみや怒り、恐怖といった怖れを感じるようになった…そんな時に思い浮かぶのはネジのこと…私の様子を心配された三代目にそのことを伝えると、ネジの元まで連れて行ってくれたんだけど…私が取り込んでいた感情が彼のものだってことが対面してみて確信したの」
カカシ「…ネジ君も何かに苦しんでいたんだな」
A「はい…同じ感情を共有することでその時は怖れが消え、互いの仲も深まりました…私の悩みを自分のことのように、親身に聴いて解決に導いてくれた…そんなネジが苦しんだ時はすぐに救ってあげたくて、私から養子になることを提案しました」
カカシ「…神の子だと日向の当主に伝えて受け入れられたということか…」
A「その話をどれだけ信じていたかは不明です…ですが、名門である日向家は外部から情報を得ようと企む者の対象になることが多く、それが長きに渡っての問題だったようで…物は試しといったものだったのかもしれません…養子になって1年が経過した頃、私は日向の情報と命を守るという使命を与えられ、岩隠れの里に三代目の同伴者として付いて行きました」
カカシ「なんだと…！！1年となると、まだ4歳じゃないか…一体どういった理由で他里に出向いたんだ！？」
A「白眼の秘密を提供すること…つまり日向一族の誰かを岩隠れの実験体として差し出すことで和平条約を締結することを土影に提案されていたそうです…それを拒否しても違反にはならないけど…戦力と政治のためなら何でもすると噂されている土影相手に安易な考えが持てなかった」
カカシ「…そんな危険な場に…いくら神の子であっても幼い子どもにそんなことさせていい訳がない…だが、その頃に岩隠れとの戦争は起こっていないということは…」
A「…三代目も、当主のヒアシ様も反対されていましたが、行くと言ったのは私です。国の争い事についてはその時よく分かっていなかったので、その時の私はただ、行くと楽しいことがありそうだな〜ってフワフワした気分でいました。わがまま言って土影様にお逢いしたんですけど…優しいおじいちゃんでした。ただ旅行したような感覚です…条約は締結されていないものの、争いは起きていません」
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我愛羅の花嫁 - 待ちくたびれて来ました！！！！！！！！！！！！！！ (2020年7月23日 19時) (
レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - まだですか！！！！！！！！！！！ (2020年7月23日 19時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - テスト明けで生理中で心身共にボロボロです！四連休のうちにいっぱいこの作品を読みたいです！更新待ってます！頑張って下さい！！泣！！応援してます泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣！！！！！！！！！！ (2020年7月22日 14時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 相変わらず面白過ぎます泣泣泣泣泣泣泣泣〜続き待ってます泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣泣〜 (2020年7月19日 18時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅さん花嫁 - 更新待ってます泣泣泣泣泣泣〜 (2020年7月18日 22時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2020年6月13日 19時
