１４３．アクシデント ページ49
その頃、サラダは母、サクラに頼まれたぬいぐるみを病院まで届けに歩いていたのだが。
アクシンデントはいつでも起こる。
そのぬいぐるみを雷車の中に忘れてしまったサラダ。
そんなサラダはなんと雷車の屋根から中に侵入しようと考えていた。
サラダ「いっけえええ！」
見事雷車の屋根に着地したサラダだが。
シカダイ「？」
サラダ「！！見られた？いや、一瞬だったし大丈夫なはず・・・もう〜よりによってなんであいつが乗ってんの・・・！！」
なんとその雷車にはあの5人が乗っていたのだ。
サラダが着地した時の音に気づいたのかシカダイが窓から屋根を見上げるも、それは一瞬。
サラダはとっさに雷車の陰に隠れた。
シカダイ「・・・まさかなあ・・・」
ボルト「ありえねえものが見えた・・・疲れてんのかな・・・」
いのじん「ありえないもの？」
シカダイ「・・・サラダが、雷車の屋根に乗ってるはずねえよな・・・」
ボルト「ないない、あんだけ言ってたんだぞ？もしそんなことしてたらあいつの評判ガタ落ちじゃねえか。」
いのじん「2度と立ち直れないくらいにね。」
シカダイ「きっと卒業まで俺たちにネタにされるだろうな。」
3人は不敵に笑う。
と、その時。
A「ん・・・何？」
今までボルトの隣で寝ていたAが起きたようだ。
ボルト「お！起きたな、これから雷車の屋根に登んだよ、Aも来るだろ？」
A「え、別にここでもよくない？」
いのじん「シカダイが、雷車の屋根にサラダが乗ってるかもって。」
A「え゛。」
シカダイ「Aも気になんだろ？」
A「・・・いや流石に無いでしょ、見に行かなくても良くない？」
Aにしては珍しかった。
基本ボルト達の悪巧みにはノリノリで乗ってくるA。
しかし今回は違った。
ボルト「嫌なら良いけどよ、俺たちは行くぜ。」
A「・・・でもめんどくさくない？」
いのじん「君もたまに頑固だよね〜ほらほら行くよ。」
A「・・・・・・」
Aが止めても聞こうとしないボルト達。
これを止めるのはもう不可能だろう。
Aは心で呟いた。
A(ごめんサラダ・・・)
いつも何かと助けてくれる彼女に。
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キジ(プロフ) - 白猫さん» そう言って頂けて嬉しいです、！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年4月1日 17時) (
レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白くて続きが気になります！更新頑張ってください！ (2020年4月1日 12時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます！！なかなか更新できなくてすみません・・・頑張ります！ (2019年11月4日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです！続きがスゴく気になります！更新、頑張ってください！ (2019年10月22日 19時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 綾さん» ありがとうございます！！ (2019年10月14日 18時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キジ | 作成日時：2019年9月16日 19時
