１２８．ボルトの策 ページ33
A「はいストップ。まずは鵺を止めないとでしょ。」
Aの言葉に2人は思い出したように鵺を見た。
すると鵺も視線に気づいたのか、こちらに向かってくる。
A「くるよ！」
鵺の大きな攻撃を飛んで避ける３人。
ミツキ「里に出現した時よりだいぶ小さくなったけど、まともに食らったら、やばいよね。」
ボルト「・・・ミツキ、足止めできるか！」
ミツキ「やってみるよ・・・風遁・突破！」
話しながらも鵺の攻撃を避けるだけだったが、ここで策があったのかボルトが動き始める。
ボルト「Aはおれと一緒にこれを！」
A「！・・・おっけい！」
ボルトが渡したものだけでAはボルトの作戦を理解したのか、納得したように笑い、ボルトと同じように影分身を出した。
影分身で一体何をするのか。
数名のボルトとAは天に張り巡らされた綱を駆ける。
そして至るところに起爆札付きクナイをセットし始めた。
A「ボルト！こっちはいいよ！」
大方終わったのか、ボルトに向かって叫ぶA。
それに気づくとボルトはミツキに合図を出す。
ボルト「おう！ミツキ！！」
ミツキは名前が呼ばれると今まで鵺と戦っていたが、後ろへ逃げる。
ボルト「うおおおおお！！！」
ミツキが後ろへ下がったのを確認したボルトは大声を出しながら鵺に向かって飛びかかった。
それもまっすぐ鵺の急所に向かって。
ボルトの攻撃が決まると連鎖するように発動する起爆札。
そして倒れる綱たち。
これこそがボルトの作戦。
大きな太い綱は鵺を抑え込むのにぴったりだった。
ボルト「どうだ・・・！」
ミツキ「へえ・・・やっぱりすごいね、君の瞳、こいつの急所が見えるんだ・・・あとは僕が。蛇ミカヅチ！！」
ボルトの前に立ち、ボルトに賞賛を浴びせるミツキ。
そしてそれと同時に鵺にトドメを刺すように攻撃を放った。
ボルト「！」
A「チッ・・・」
その攻撃に焦るボルトと、止めるため舌打ちしながら攻撃を出そうとするAだったが、ミツキの攻撃が鵺に当たることはなかった。
スミレの攻撃に阻まれたからだ。
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キジ(プロフ) - 白猫さん» そう言って頂けて嬉しいです、！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年4月1日 17時) (
レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白くて続きが気になります！更新頑張ってください！ (2020年4月1日 12時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます！！なかなか更新できなくてすみません・・・頑張ります！ (2019年11月4日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです！続きがスゴく気になります！更新、頑張ってください！ (2019年10月22日 19時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 綾さん» ありがとうございます！！ (2019年10月14日 18時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キジ | 作成日時：2019年9月16日 19時
