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125.命令 ページ30

その裏側でボルトたちは静かに動いていた。



犯人をスミレだと知っていたミツキはそのことをボルトに伝えるがボルトは信じようとしない。

そんなボルトをミツキは拘束し、1人スミレの元へ駆け出す。

一方ミツキに拘束されたボルトは影分身を使ってなんとか脱出。

そしてミツキを追うため走り出した。



しかしボルトが追いつく前にミツキは鵺の様子がよく見える岩地に身を潜めていたスミレを見つけた。

そして誰からか、スミレを抹殺するよう命を受けていたミツキはスミレを殺そうとする。

が。

ボルトはギリギリ間に合ったようだ。

2人をなんとか止めることに成功。

しかしそれも長くは続かなかった。



ボルト「お前ら極端すぎんだよ・・・!命令とか、復讐とかよ!そんなことさせねえってばさ!!」



親の復讐のために生きてきたと言うスミレにボルトは必死に叫ぶがその声は届かない。



スミレ「じゃあどうするの?私をここで殺して止める?君にそれができるの?」

ミツキ「はあ・・・やっぱりこうなるよね。」



スミレを言葉で説得しようと試みるボルトにミツキは大きくため息をついた。

ミツキからすれば選択肢は1つ。

ミツキはクナイを構えた。



ボルト「おい!ミツキ!!」

ミツキ「だから言ったんだよ、くれば後悔するって。」



クナイを持ったままどんどんスミレに近づくミツキに合わせるように、スミレも攻撃の姿勢に入る。

目の前で殺し合いを始めようとするクラスメイトたち。

ボルトはとっさに叫ぶが。



ボルト「やめろ・・・やめろミツキ!やめろ!!!」



2人が止まることはなく、ついにぶつかろうとしたその時。



スミレ・ミツキ「「!!」」

ボルト「!A!!」

A「・・・何馬鹿なことやってんの?」



スミレとミツキ、2人の間に入って攻撃を止めたのはAだった。

いつもはどんな状況でも比較的緊張感なく笑っているAだが、今の彼女にそんな雰囲気は一切感じられなかった。

そのAの放つ気にスミレとミツキはとっさに後ろに下がる。

すると、ボルトの目にある異変が。

その目はまた青黒く変わり、そして何かを感じ取った。



ボルト「!!」

スミレ「何?!」



Aを含めた4人は突然の出来事に少々戸惑うが、スミレは納得したかのように微笑む。



スミレ「・・・いいわ・・・私のチャクラを喰らいなさい!」

126.異界→←124.鵺



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キジ(プロフ) - 白猫さん» そう言って頂けて嬉しいです、!ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年4月1日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - とても面白くて続きが気になります!更新頑張ってください! (2020年4月1日 12時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます!!なかなか更新できなくてすみません・・・頑張ります! (2019年11月4日 17時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです!続きがスゴく気になります!更新、頑張ってください! (2019年10月22日 19時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - 綾さん» ありがとうございます!! (2019年10月14日 18時) (レス) id: 526360bfc9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キジ | 作成日時:2019年9月16日 19時

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