大人子供の彼女の居場所３【BORUTO】

１１９．ボルトの勘 ページ24

ボルト「何がだってばさ！」

シカダイ「こうもハズレ続きってのは、どうにも解せねえってことだよ。」



やっと理解できたボルトは少し落ち着きを取り戻し呟くように言った。



ボルト「・・・こっちの動きが読まれてんのか・・・」

A・シカダイ「「！」」



その呟きに2人は反応した。



A「シカダイ。」

シカダイ「ああ、案外、ボルトの勘が当たってるかもな・・・」



何か思いついたかのようにシカダイはニヤッと笑うのであった。









．









その後、郵便局にある地図で事件を整理するボルトたち。

どうやらシカダイには作戦があるようで、何箇所かに別れている配達ルート全てを回ることができたらいいらしい。

しかしボルトにはそれだけの影分身をすることはできない。



ボルト「チクショー・・・おれも父ちゃんみたいな影分身ができりゃあなあ・・・！」

シカダイ「そう思ってな、手伝いを呼んであるんだ。」



さすがシカダイ。

そう言うとAがイワベエたちを連れてやってきた。



A「連れてきたよ。」

イワベエ「手伝いとは気に入らねえな、救いの神とでも呼んで欲しいもんだぜ。」

いのじん「隠れてコソコソ面白そうなことやってるみたいじゃない？」

メタル「委員長たちが怪我をしたというのに、黙ってなんか要られませんからね！」

ボルト「でも・・・お前ら、自分たちの職業体験いいのかよ。」




少し驚きつつもみんなの心配をするボルト。

しかし。



デンキ「レポートならとっくに作成済みだよ。」

いのじん「君たちと違ってね。」



さすがすぎる。

デンキは大量のレポートをボルトに見せた。



チョウチョウ「ん〜で？アチシら何すればいいの〜」



それからボルトとシカダイが一通り作戦を説明。

そして説明が終わると皆腕章を着け準備完了だ。



ボルト「しゃー！出発だ！！」

「「おー！！」」



その声を合図に作戦がスタートした。

一斉に郵便局から出ていく。

その様子を見ていたコマメ局長はお怒りのよう。

勝手な行動が不味かったようだ。

そんなコマメ局長の元にゴーストが。

負の気持ちがどんどん込み上げてくる。

そして遂に暴れ出そうとしたその時。



ボルト「やっと見つけたってばさ。」



ボルト達の登場だ。

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